コンテュニティサービスだからこそ可能な瞬間

■コンテュニティサービスだからこそ可能な瞬間

弊社のサービス、横浜市唯一の若年性認知症のデイサービスでは、午前中に20~30分ウォーキングを行っております(500m~1㎞)。
歩くことは人間の基礎であり、足の裏に刺激が行くことで脳が活性化するだけでなく、第二の心臓と言われている下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)のポンプ作用で血流がよくなります。また、歩くことでメンタルの安定にもつながり我の活動に没我する機会にもなります。もう良いことしかありません。

そんな効果満載の中でも、今回はコンテュニティサービス(容態に関係なく切れ目のないケア支援を受けることができるサービス)にフォーカスしてみたいと思います。

写真には、車いすの女性メンバーと、筋骨隆々の男性メンバーがともに自然環境豊かな場所で外気に触れ歩いています。仕事や社会参加にだけフォーカスしたサービスではこのような日常場面は存在しません。
若年性認知症の初期の方、中期の方、後期の方それぞれが、自然な形で関わり、場を共有して、自分だけではないという普遍的な感覚を得られているからこそ、そこにコミュニティがうまれます。人が集まることで、ポジティブ・ネガティブどちらの出来事も発生しますが、それは表裏一体のため、生じることは必須です。良きも悪しきも発生しますが、今回のウォーキングの出来事はまさに『心温まる風景』です。これが『コンテュニティサービス』の強みでもあります。

自分ができることで他者をサポートする⇒サポートを受けその場に存在することで他者との関わりが生じる⇒誰かの笑いぃ顔をつくる⇒前向きな気持ちになる⇒主体的な行動が自然とうまれる。

こんな好循環を体感できた瞬間でした。ピアサポートの形は無限であることを改めて考えさせられる、風景でした。

みなさんも一緒に、ウォーキングしませんか。いつでも遊びにお越しください!

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