第14回 全国精神保健福祉家族大会 in 広島

■第14回 全国精神保健福祉家族大会 in 広島

今回は、めずらしく出張の様子を報告いたします。

広島県で開催された、第14回全国精神保健福祉家族大会に参加してきました。理由としては、代表山崎の戦友であるメンタルヘルス当事者の『小林圭吾』さんがゲストスピーカーとして登壇されるとのことで応援に行きました。二人の馴れ初め(笑)、出会いについてはまた次の機会でお話します。

メンタルヘルス当事者の語りは様々な所で行われていますが、小林さんのすごい所は、日本代表として自身の経験をお話されてきた経験があり、今でもこの業界の第一線で、先進的な取り組みをされている先生方とタッグを組みメンタルヘルス支援の向上に努められています。

当事者発表によって、若年性認知症のみならず、その他の統合失調長、双極性障害、うつ病といった病気の理解が深まり、誰にでもなる可能性がある、身近なものとしてとらえていただくきっかけとして、メンタルヘルス業界の垣根も少しずつ越えてもらえたらと思います。

さて、今回の小林さんが語られたテーマは『自分のままで生きられる、生きる楽しみをちょっとずつ分け合える社会』でした。
小林さんのスピーカーとしての特徴は、誰が聞いてもスーッと心に染みわたるような物語を紡がれるところです。当事者発表では、時に尖った内容で、やや白熱する場面に遭遇することが度々見受けられます(それを悪いと言っているわけではありません)。ですが、そんな雰囲気も最後には丸くおさめる力、会場を小林さんのファンにしてしまう求心力といいますか、即時的な統率力、参加者を一つにしてしまう力があります。

そんな小林さんの本日の名言は、「私にとっての小さな居場所」というテーマでお話をされている際に、行きつけのスーパーでいつものアルバイトの子が「今日は遅いんですね」と話しかけてくれたことを回想されたこと。こちらについて話をされてからの補足として『誰かの日常に映っているんだな』とおっしゃったところです。
メンタルヘルス業界では、社会参加、社会参加と声高に言われていますが、こういった小さな喜びを感じられる場所が、居場所となり、社会と接点を持つ機会になっていることにも、改めて目を向けてもらいたいと思いました。私自身の深い気づきにもつながりました。『誰かの日常に映っているんだな』認識されていることって大切ですね。

もっともっと、内容を深堀したいところではありますが、小出しの発信を続けてゆきます。これからも楽しみに小林ブログの更新をお待ちください!!

P.S

 お写真は小林さんの他にも2名写っています。鳥取県米子市にある株式会社サンライズさんこうで活躍されている、まつかわともみさん、サポーターの安達賢さんです。お二人の奏でるトークも温かくて思わずほっこりしました。上司と部下という立場だからこそ、紡がれるやりとりがそこにはありました。今後の弊社の登壇機会にもぜひお二人からの学びを活かしてゆきたいと思います。まつかわさん、安達さんありがとうございました。

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