■『ものがたり』若年性認知症ご家族の思いを動画にのせて
先週、告知いたしました弊社のYouTubeチャンネルが始動しました!
その名も「グラスプチャンネル」。そのまんまのタイトルです。
以前は「Hi!Hi~GrASP」のチャンネル名でしたが、検索のしづらさからシンプルなタイトルにしました。
さて、実際の生配信動画ですが、奥様のケアをされている関水さんのお話は、悲観的になることなく前向きに時にはコミカルに表現いただいていたところが印象的でした。
特に23分20秒頃「65歳で会社を辞めて無職にならず介護者に、介護者だから妻に関してはプロ」とポジティブに現状を転換する、しなやかなマインドをお持ちであるからこそ、奥様との良好な関係が築けるのだなと改めて学ばせていただきました。
また弊社の管理者渡辺については、父親が若年性認知症で日々のサポートが難しいという思いを率直に語ってくれました。中々、このような思いを表現することは、ポジティブな発信がメインとなっている昨今では貴重な開示の機会になったかと思います。時折、父親への想いも語っていたのが、息子としての本心、感謝であったと感じられました。
弊社として、若年性認知症のサポートを行っているご家族の皆さまにお伝えしたいことは、まずは「同じような境遇の中、生きているのは自分だけではない」という普遍的体験、「一人ではない、仲間がいる」という横のつながりと安心感、そして「いろんな当事者の方がおり、夫婦関係や家族関係も様々であるが、その中で自らの価値観に近い方を知るきっかけ」手本となる人物との出会い。
この3つの想いから、若年性認知症の当事者とともに生きるご家族の皆さまの「気づき、自己省察、希望」として、今後も動画の配信を続けてゆきます。その中で、少しでも、心が軽くなる、前向きになれる、機会となれたら嬉しく思います。
微力を尽くして、今後もご家族の皆さまや、若年性認知症の当事者と社会貢献の機会を共創してくださっている方、専門職の発信等で生配信を続けてゆけたらと考えています。
みなさま、これからも楽しみにお待ちいただけますと幸甚です。
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