男の調理

■男の調理

鉄事務所のオーナーから大きな大根をいただきました。
ありがとうございました。

その大根を使って、昼食に1品追加するべく『豚肉と大根の甘辛煮』を作りました。

中心となった男性メンバーは「現在は、一切台所に立たないけど・・・」と話していましたが、慣れた手つきで豚バラを炒めてくれました。

すべての工程を順序だてて、自立してこなす。一人で行うには難しいことも生じますが、そこは仲間とともにこなすことで、それぞれの力を活かし補完し合うことで、スタッフが隙間を埋めることで、見事なお弁当の一品が完成しました。

若年性認知症になると「日常生活のあらゆることができなくなる」そのように思われがちですが、実際は『生活全般を円滑に過ごすことは不得手になっても、ひとつひとつ一部の遂行は可能である』ことが大半です。

できることを思考せずに自然と発揮できる環境を整える。当事者が活躍できるよう、さりげない慮りを継続してゆきます。

タイトルとURLをコピーしました