GrASPの取り組み

蝶野さんとおっさん★お嬢さん祭 パート➀

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認知症フレンドリーシティ神奈川横浜×GRASP感謝祭
蝶野さんとおっさん★お嬢さん祭 仲間に感謝 出会いに乾杯

こちらを横浜市青葉区にある青葉公会堂と青葉区役所区民広場で開催しました。

GRASP史上初のイベントを3構成に分けて実施しました

➀公会堂登壇エリア
➁模擬店販売エリア
➂会議室イベントエリア

です。

今回は➀公会堂イベントエリアについてご案内いたします。

公会堂では

・第1部|ご家族の思い —想いを分かち合い、今を乗り越え、未来へつなぐ―
・第2部|メンバー×社会交流(ゴミ拾いウォーキングイベント)
     ハーフエンディング:バルーンリリース
・第3部|蝶野さんとの対談動画の上映・神奈川県と作成した認知症ケア動画
     メンバー×おこわトークライブ(萬駄屋)
・第4部|蝶野さんと横浜市役所の皆さんと愉快な仲間たち
     本音トークバトル「誤解をぶっとばせ!認知症トークマッチ2025」
・第5部|メンバー×GRASPバンドエンディングライブ
     (ファイティングバンドAOBA・ストロベリ―パラダイス)

青葉公会堂を会場に、5部構成で開催された10周年記念イベント。
笑いあり、涙あり、そして「想い」がつながる一日となりました。

第1部|ご家族の思い ―想いを分かち合い、今を乗り越え、未来へつなぐ―

これまで10年・5年・2年と、それぞれの時間をグラスプとともに歩んできた3組のご家族にご登壇いただきました。
「これまでの道のり」「いま感じている想い」「これからの希望」——そのひとつひとつの言葉に、参加者の皆さまが静かに耳を傾けました。
横浜ほうゆう病院の若年性認知症支援コーディネーター・村山さんにも温かいご支援をいただき、心がつながり、未来に希望が輝く時間となりました。

第2部|メンバー×社会交流 ゴミ拾いウォーキング&バルーンリリース

青葉公会堂から青葉区役所の周辺を、50名を超える仲間たちと清掃ウォーキング!
気がつけば街はピカピカ、心もスッキリ。
横浜総合病院の若年性認知症支援コーディネーター・山田さんの希望に満ち溢れたご挨拶のあと、100名を超える皆さんと100個のバルーンを一斉にリリース。
青空へと舞い上がるバルーンが、「これからも伴に」という想いを運んでくれました。

遥か彼方で旅路を楽しんでいるメンバーにも風船が届いてくれるといいな!

第3部|蝶野さん×おこわトークライブ(萬駄屋)

区民広場では、蝶野正洋さんとメンバー〝おこわ3Boys〟によるおこわ包み体験!
蝶野さんが少してこずる場面では、メンバーがさっとフォロー。
その頼もしさに、スタッフ一同「さすがグラスプメンバー!」と胸が熱くなりました。
笑い声と活躍と可能性を目にする、あたたかいひとときでした。

第4部|本音トークバトル「誤解をぶっとばせ!認知症トークマッチ2025」

舞台は再び公会堂へ。
蝶野さんをはじめ、横浜市役所高齢在宅支援課の皆さま、横浜総合保健医療センターの川中さん、日本・世界の認知症を知る栗田さん、そしてメンバー4名が登壇。
「誤解をぶっとばせ!」の掛け声とともに、笑いあり、真剣ありの本音トーク。
蝶野さんのユーモアと優しさ、力強いメッセージが響き、会場全体がひとつになりました。

第5部|エンディングライブ「GRASPバンド×ファイティングバンドAOBA×ストロベリーパラダイス」

最後を飾ったのは、メンバーと地域が共に奏でる音楽の時間。
準備に少し時間を要しましたが、30分のライブはまるでオーケストラのような一体感!
音が重なり、心が共鳴し、まさにグラスプの集大成と呼べるステージでした。

パート➀の公会堂編のレポートは以上となります。

次回模擬店編をお送りします。

この10年を支えてくださったすべての方へ。
今、大切にしたい想いを込めた言葉たちを最後にご案内し、感謝の気持ちをもって締めくくります。

今回のイベントを通して、改めて感じたこと。
それは、若年性認知症の人が「支えられる人」ではなく、
地域の中で“このまちを彩るひとり”として輝けるということ。

「できる・できない」で線を引くのではなく、
「一緒にやってみよう!」からはじまる関係こそが、
これからの社会をやさしく照らす力になると実感しました。

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