移動販売型 動くローカルメディア「萬駄屋」 店主頭/ 藤好つむぎ様
2021年、コロナ禍にスパイスアップ編集部が立ち上げた移動販売型動くローカルメディア「萬駄屋」にいち早く興味を持ってくださり、「GrASPの事業所前に移動販売に来てもらえたらいいなぁ」という話からご縁が繋がり、その秋から萬駄屋で販売する「萬菜おこわ」を作る作業を毎週一緒にやらせていただいています。 スタート時は「本当にできるかやってみないとわからない」と、とにかく一緒に作って食べてみるところから始めたのですが、恐々ながらも予想以上にみなさんがこの挑戦を楽しんでくださって、おこわの歌を作ってくださったり、おうちでも練習してくださったことを思い出します。
竹の皮でおこわを包む作業はその時が私も初めてで、当然GrASPのみなさんも初体験。お互いにうまくできなくて当然のところから一緒に格闘してくださった、私にとってはいわば戦友であり、同僚のようなつもりでいます。 毎度私の方が忘れ物をして、「しょうがないなぁ」と笑って許してもらっています(笑)
とっても真面目で、明るくて、一生懸命なみなさんとの作業は、いつも和気藹々ととても楽しくて、若年性認知症のことはほとんど意識してないんです。 それゆえ、もしかすると時々うっかり無茶なお願いをしているかもしれません。
私は介護の専門家でもなんでもなく、これまで介護福祉の現場に触れる機会もなかったので、GrASPのスタッフの皆さんやメンバーの皆さんとご一緒する時間は本当に気付かされることが多く、これまで自分になかった視点を得られていると感じています。
実際関わらせていただいてる身として、GrASPさんがいろんな活動にチャレンジされていることで、様々な関わりができる機会がこの地域に生まれていることに大きな意義を感じ、感謝します。 これからも一緒に進化させてください。