金沢区登壇報告
横浜市の最南部金沢区のケアマネジャー・包括センター職員対象の研修会にメンバーさんお2人と行ってまいりました。
実は5月にも社会福祉士の集まりで登壇をされているので「確か一緒になんかやってますよね」とその時のことをなんとなく覚えていらっしゃいます。話す内容もその時にじっくり準備したので「こないだみたいな感じでいいよね」とすっかり慣れているご様子。
今回は特に診断を受けてから新たな居場所に出会うまでを詳しく話しましょうと事前に確認した程度で臨む余裕ぶり。むしろ「今度は頭真っ白にならないように」とあがり症のスタッフにお気遣いをいただいてしまいました(^_^
いざ始まると、冒頭こそ緊張の面持ちでしたが、時間と共にアドレナリン炸裂?笑いを誘う言葉があちこちに出るほどいつものユーモアあふれるご本人らしさが発揮され、『マイク離さーズ』の語りが止まりません。
前回の登壇では準備の段階で「言葉につまったりうまく喋れなくてもそれが自分たちなんだから、ありのままをさらけ出して知ってもらう、それで伝わるんじゃないですか」と話されていました。
そして今回「診断を受けた時のあのドン底の気持ちを話すことで皆さんが暗くなってしまわないか」と問われました。ご自身に抵抗があったり辛くなったりしないかと伺うと「僕は大丈夫、なぜなら今が良い方向にきているから」ときっぱり話され、壇上でもしっかりと参加者にそのことを伝えられていました。終了後は「達成感というか、やった、という気持ちです」ととてもいい表情をされていました。
サポートくださった奥様もさすがご本人と一緒に登壇を重ねられているだけのことはあります。急な無茶ぶりにもしっかり対応くださり、居場所があることや家族同士のつながりの大切さ、そして実体験を交えながら前向きに捉えていることを明るい表情で語ってくださいました。
自分で役に立つことがあるのなら、とこのような場に出てくださるメンバーさんやご家族の皆様には毎回学ばせていただくことが多くあります。登壇を終えて労い合う姿をみるとまたひとつ、自信と仲間との絆が深まったのではないかと感じます。
そして会場の皆様からのお声も本当に嬉しく温かく、励みになっています。
このような機会を与えてくださった金沢区の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。質問時間が足りなくてスミマセンでした…
「グラスプさん、遊びに行きたいです」と声をかけてくださった参加者の皆様、ぜひぜひいらしてくださいませ。
そして「メンバーさんの話が聞きたいわ」というお誘いもいつでもお待ちしています!