御嶽こぞり~竹灯籠のゆうべ
いつもお世話になっているすすき野ケアプラザさんのワークショップ『竹灯籠』作りに参加させていただきました。
地元の竹を使用し、電動ドリル先をいろいろな太さに替えながら、選んだ図案に沿って穴をあけていくという単純な作業ですが、これがけっこうハマったのです(*^_^*)。

黙々と穴をあけ続ける職人のようなHさんは星座のデザイン。大小沢山の穴あけが必要な凝ったデザインを選んだNさんの作品は代わる代わる周囲の人が手伝ってくださり、素敵な天の川。竹の節がどうにも気になってしまい、そこを切り落とす所からのスタートでした。

Sさんはそんな仲間にさりげなく手を貸しながら花火柄の作品を仕上げました。
個性が光る作業と出来上がった灯籠は、すすき野御嶽神社の『竹こぞり』にGRASPコーナーとして、地元の木工倶楽部や保育園などのさまざまなグループのひとつとして飾られていました。浴衣姿の住民や地域の子どもたちも集まって、153本の灯籠の灯りと七夕飾りが夜風に揺れる幻想的な夏の夜。知ってる顔もちらほら、「グラスプさんの見ましたよー」と声をかけていただいて、地域の仲間入りができたような嬉しい時間でした。

地域での役目を果たした灯籠を事業所でも披露。せっかくなので雰囲気を楽しんでいただこうと、事業所の唯一の暗闇=電気を消したトイレ(笑)の中に並べてそーっと覗きに来ていただきました。順番に覗いては「おーっ」「わ‼︎」と反応するメンバーさん。

持ち帰るにはちょっと大きな作品でしたが、「素敵です」「早速飾っています」
「本人は作ったことも忘れてますが家族で楽しんでいます」といったご家族からの声をいただくと私達の心もポッと明るくなります。
ケアプラザさんからはドリルなしでもできるやり方もご提案いただき、地域と交流しながら楽しめそうなプログラムがまたひとつ増えました。