神奈川県立保健福祉大学登壇報告!
先日、神奈川県立保健福祉大学でゲストスピーカーとして講義をさせていただきました!


日時:2026年6月26日(金)10:40~12:10
授業:地域作業療法学
対象:作業療法学科3年生(20名)
実は県立大学を訪れるのは今回が初めて。校舎の大きさに驚きました!「廊下だけで150mくらいあるのでは?」と思うほどの広さで、講義前から圧倒されてしまいました(笑)。
今回の講義の流れ
今回の講義は、次の4つのテーマで進めました。
- 自己紹介
- 認知症について考える
- GRASPの取り組みを知る
- 学生の皆さんへのエール
まずは全員で自己紹介
今回は私だけが話すのではなく、学生の皆さん、そして小河原先生にも参加していただきました。


「呼ばれたい名前」と「今ハマっていること」を15秒で紹介していただく自己紹介です。
短い時間でしたが、お互いのことを知ることができ、教室全体の雰囲気も一気に和らぎました。ウォーミングアップは大切です。
認知症のイメージは変わるのか
ウォーミングアップの後は、「認知症についてどう思いますか?」という問いを学生の皆さんに投げかけました。
この問いには2回答えていただきました。
1回目は、認知症を体験する前の率直なイメージ。
- 働き盛りに発症する
- 家族関係が大変そう
- 子育てや仕事への影響が大きい
- かわいそう
- 気の毒
といった言葉が多く見られました。
その後、認知症の症状を疑似体験していただきました。
今回は、
- 失語
- 失行
- 失認
- 注意分割機能の障害
- 被害妄想
などを、2名ずつ体験してもらいました。

実際に体験してみると、「これは分かりやすい」「少しイメージしづらい」といったさまざまな反応がありました。
私自身も、「症状を初めて学ぶ学生さんに、もっと分かりやすく伝える工夫ができたかもしれない」と感じる場面もありました。
それでも、一人ひとりが真剣に考え、自分なりに感じ取ってくれていたことがとても印象的でした。
体験後に再び同じ問いに答えていただくと、
- 日常生活には多くの困難がある
- 周囲の理解がとても大切
- やりたいことや仕事が続けにくくなる病気
など、体験を通して理解が深まったことが伝わる内容へと変化していました。
「できない」ではなく「できる」に目を向ける
その後は、GRASPの取り組みをご紹介しました。
若年性認知症の方々が、環境や関わり方によって力を発揮し、生き生きと活動している姿をお伝えすると、学生の皆さんの表情も少しずつ変わっていきました。
「まだできることがある。」
「環境を整えれば活躍できる。」
そんな視点を持っていただけたことは、とても嬉しく感じました。
作業療法士だからこそできる支援があることを、少しでも感じてもらえていたら幸いです。
最後に、未来の作業療法士へ
最後は、学生の皆さんへエールを送りました。

当日お伝えした内容は添付資料をご覧いただければと思いますが、私が一番伝えたかったのは、「作業療法士という仕事の魅力」です。
人の可能性を信じ、その人らしい生活を支えていくことができる。
そんな作業療法士という仕事の素晴らしさが、少しでも学生の皆さんの心に届いていたら嬉しく思います。
感謝、そして次へ
このような貴重な機会をくださった作業療法士の小河原先生には、心より感謝申し上げます。
また機会がありましたら、いつでも喜んでお話しさせていただきます。ぜひお気軽にお声掛けください。
そして、このご縁はまだ続きます。
7月7日には、今回参加してくださった学生さんのうち5名がGRASPへ見学・体験実習に来てくださる予定です。
実習の様子も改めてご紹介したいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!
