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 『できないのではなく、やり方が変わった』〜環境が変わると、できることも変わる~ ー前編 ー

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

2026年3回目のシリーズは、「できないのではなく、やり方が変わった」についてです。

認知症によって、これまでと同じ方法では難しくなることがあります。
しかし、それは能力や意欲のすべてが失われたということなのでしょうか。

時間をかける。手順を変える。道具を使う。安心できる人と一緒に行う。
本人の力が発揮される条件を整えることで、今もできることが見つかるかもしれません。

このシリーズでは、「できる・できない」という結果だけではなく、その人が力を発揮できる方法や環境について考えていきます。それでは、第5回をお楽しみください。

「環境が変わると、できることも変わる」について、前後半に分けて考えていきます。

それでは、前編をお楽しみください。


環境が変わると、できることも変わる

「デイサービスでは遺憾なくお力を発揮されています」と支援者がご家族にお伝えすることがあります。

デイサービスでは自分で着替えている。デイサービスでは自分でお茶を入れている。デイサービスでは仲間と楽しく話している。
でも、ご自宅ではそんなお力が発揮されにくい。そんなとき、「本当にデイサービスではできているのかな?」と思ってしまうことがあるかもしれません。

でも、もしかすると、デイサービスとご自宅では、本人の能力が変わったのではなく、環境が違うのかもしれません。


■ 私たちも、場所によって力の出方が変わる

私たちも同じではないでしょうか。

普段の職場では話せるのに、大勢の前では緊張して話せない。
いつもの道なら運転できるのに、知らない土地では不安になる。
自宅なら集中できるのに、周囲が騒がしい場所では仕事が進まない。

能力が突然なくなったわけではありません。
場所や人、音、緊張、不安などによって、持っている力を発揮しにくくなっているだけです。


■ 認知症の人にも同じことが起こる

認知症の人にとって、環境から受ける影響は小さくありません。

家族として普通に接する。それがちょっと冷たく感じる。責められているように感じる。
急かされているように感じる。そうすると、「何をすればいいのか分からない」となりやすくなります。
さらに、「早くして」、「こっちに行くよ」等と急かされる。
こうした状況では、本来できることであっても、難しくなることがあります。

反対に、慣れた場所。いつもの道具。安心できる人。落ち着いた空間。
そんな環境では、驚くほど自然に動けることがあります。


■ 「ここではできなかった」という見方

例えば、ご自宅では着替えがうまくできなかったとします。
その一場面だけを見れば、「着替えができなくなった」と評価することもできます。

でも、知らない場所のように感じた。怒っているように家族が見えた。いつもと違う服だった。急かされていた。
説明が次々と入ってきた。そんな条件が重なっていたとしたらどうでしょうか。
それなら、「着替えができない」ではなく、「この環境では、着替えることが難しかった」
と考えることもできます。

この二つは、似ているようで大きく違います。


■ 能力は、その人の中だけを見ると見誤ることがある

「できる・できない」を考えるとき、私たちは本人だけを見てしまいがちです。

記憶はどうか。理解力はどうか。判断力はどうか。
もちろん、それらを見ることも大切です。

でも、その人が、どんな環境にいるのか。
ここにも目を向ける必要があります。

同じ人でも、場所が変わればできる。人が変わればできる。声のかけ方が変わればできる。

周囲が静かならできる。
つまり、「できる・できない」は本人だけで決まっているわけではないのです。

環境が変わると、できることも変わる。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪

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