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芸術は爆発だ!~キャンドルホルダーワークショップ

tsumugi

牛乳パックを使ったキャンドルホルダー作りのワークショップは『認知症にやさしい街あざみ野実行委員会』の取り組みのひとつとして、すっかりこの時期の恒例となりましたが、今年も大場地域ケアプラザさんにお声がけいただき、出かけてまいりました。

2日間の日程で異なる顔ぶれのメンバーさん、計8名。

参加にあたり、前準備として牛乳パックのコーティングを剥がす作業からの取り組みとなります。この段階では出来上がりの写真を見せてもピンとこないご様子。次にワークショップに出かけてこんなものを作りますという口頭説明、これも「??」。でも「よくわからないけど」「やったことないけど」行ってみよう!と興味をもってくださいました。中には仲間からの誘いで「じゃあ一緒に行きましょうか」という姿も。仲間、大事です‼

会場では色紙やモール、シール、クレヨンなど楽し気なパーツが沢山用意されていました。始めは戸惑い気味にきょろきょろされていたメンバーさんも促されていくつか提示するうちにご自分なりのイメージが膨らんでいったようです。

夏休みとあって地元のこどもたちも認知症啓発の動画で学んでからのワークショップという流れで参加です。『やさしい街』のメンバーの顔もあり、「あれ、よくお会いしますよね」と挨拶されるメンバーさんも。ケアプラザのスタッフさんや参加者の方ともたわいもない会話をしたり品評会をしたりととても楽しそうです。

なんとなく表面に飾りをつけるといった発想から抜け出せずにいる我々ですが、パックの切り取り口を窓に見立てたり、内側に飾りをつけて立体感を出したり、大胆に色紙を貼るメンバーさんはパッチワークが趣味だった方。その創造力に思わず大喝采。出来上がったキャンドルホルダーにライトを入れるとゆらゆらとオレンジの灯り。「なんだか優しい気持ちになりますね」というケアプラザさんの言葉に大きく頷いていました。

この作品たちは、昨年同様ケアプラザ前のライトアップに再度お目見えします。

いつもお声をかけてくださり、温かく迎え入れてくださるケアプラザや地域の皆さまと交流できるこのひとときは本当に有難く、楽しい時間です。来月には『すすき野地域ケアプラザ』さんともワークショップ交流があります。

事業所から飛び出すことでメンバーさんが新たな一面を発揮されるだけでなく、地域の方からもいろいろな声が聞かれます。居場所が増え、点がたくさんできてやがて線になり、面になり、オレンジ色の灯りのようなやさしい社会が広がることを願ってやみません。

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