『中秋の名月』を楽しみました
tsumugi
GrASP株式会社
先月行われた美術鑑賞会PartⅡとしてこの日は事業所にてアートに触れる体験がありました。
今回は慣れた場所での活動となり、メンバーさんもリラックスムード。優しくソフトな語り口の学芸員さんのリードでふだんはみられないメンバーさんの一面がたくさん引き出されていました。
作品鑑賞では、積極的に手を挙げて絵画の感想を発言されたり、いつもはウトウトしがちなメンバーさんも身を乗り出して聞き入る姿がありました。
粘土で鳥を作るという造形活動では、思いのままに創り上げるメンバーさんもいれば称賛やサポートを受けて少しづつ表情が柔らかくなり手が動き始めるメンバーさんも。
普段と異なる環境は、認知症の方にはより強いストレスや混乱を生むこともありますが、ほどよい緊張感と刺激によりとても濃密な時間となったように見受けれらました。
場面転換の際に、メンバーさんも一緒になって準備ができていたという報告がありました。
こんなことも本当にとても素敵だと思います。
アートを通じての交流は我々スタッフにとっても心満たされるひとときでした。
世界が広がるGRASPの活動。これも多くの皆様のお力あってのことです。
今回企画から当日の仕切りまで、素晴らしい機会をいただいた横浜市民ギャラリーあざみ野の北川さんはじめ関係者の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
本当に豊かな時間をありがとうございました。