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 『それ、私たちにも起きていること』〜不安が強くなると見える世界が変わってしまう~

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

2026年2回目のシリーズは「それ、私たちにも起きていること」についてです。支援といっても私たちにできることはほとんどありません。ただこれまでの10年と200名を超えるご本人の声を伺ってきた経験を、そっとご案内することしか…

今回からは、『認知症の人と、私たちは本当に違うのか』の内容をお伝えします。それでは、第5回をお楽しみください。

不安が強くなると、見える世界が変わってしまう

「なんとなく嫌な予感がする」そんな感覚になることはありませんか。

まだ何も起きていない。はっきりした理由もない。
でも、不安だけがどんどん大きくなっていく。

すると、本来なら気にならないことまで気になり始める。
相手の表情。言い方。返事のタイミング。

気づけば、“不安を確かめる材料”ばかり探してしまっている。
そんな経験、ありませんか。

■ 不安は、見え方を変えていく

例えば、こんな場面です。

仕事でミスをした日。
「また何か言われるかもしれない」そんな気持ちで職場に行く。

すると、周囲のちょっとした会話が気になる。
誰かが笑っているだけで、「自分のことかもしれない」と感じる。

本当は関係ないかもしれない。
でも、不安が強いときほど、人は“悪いほう”に意味づけをしてしまう。

また別の場面。

LINEの返信が少し遅い。
それだけで、「嫌われたのかもしれない」と感じる。
本当は、相手が忙しいだけかもしれない。

でも不安が強くなると、その可能性よりも、“自分が傷つくかもしれない理由”のほうが強く見えてしまう。

■ 「事実」より「感情」が前に出るとき

私たちは普段、「本当にそうかな」
「考えすぎかもしれない」
そうやって、感情と事実を整理しています。

でも、強い不安があると、その整理が難しくなります。

すると、
・まだ起きていないことを確信してしまう
・悪い想像が止まらなくなる
・安心できる情報が入ってこなくなる

そしていつの間にか、“不安が現実そのもの”のように感じられてしまう。

■ 私たちの中にもある“心の偏り”

こうした状態は、特別なものではありません。

人は不安が強くなると、
・危険を探そうとする
・失敗を避けようとする
・自分を守ろうとする

そうした働きが強くなります。本来は、自分を守るための反応です。
でも、その反応が強くなりすぎると、“現実を見る力”が偏っていく。

つまり、「不安によって見え方が変わること」は、誰にでも起きることです。

■ 認知症では「安心して修正する力」が弱くなる

認知症では、
・不安を整理する
・別の可能性を考える
・気持ちを切り替える

そうした働きが難しくなっていきます。

そのため、一度感じた不安が修正されにくくなる。

すると、
・「誰かに物を取られた」
・「私だけ嫌われている」
・「みんなに置いていかれる」

そんな思いが強くなっていくことがあります。

でもそれは、“特別な世界の話”ではありません。

私たちの中にもある「不安で見え方が変わってしまう感覚」
その延長線上にあるものです。

■ 最後に

不安が強いとき、人は冷静ではいられなくなります。
そして、“安心したい気持ち”が強くなります。

だからこそ、「違います」「そんなことありません」と正しさを伝えるだけでは、届かないことがあります。

まず必要なのは、“不安の中にいる”という感覚を理解しようとすることなのかもしれません。

そう考えると、認知症の人の見え方も、少し変わってきます。

不安が強くなると、見える世界が変わってしまうことがあります。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪

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