『それ、私たちにも起きていること』〜見えている世界がズレると、何が起きるのか~
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
2026年2回目のシリーズは「それ、私たちにも起きていること」についてです。支援といっても私たちにできることはほとんどありません。ただこれまでの10年と200名を超えるご本人の声を伺ってきた経験を、そっとご案内することしか…
今回からは、『認知症の人と、私たちは本当に違うのか』の内容をお伝えします。それでは、第7回をお楽しみください。
見えている世界がズレると、何が起きるのか


「そんなつもりじゃなかったのに」そう思ったことはありませんか。
自分では普通に言ったつもりだった。
でも相手は怒っている。
逆に、相手は何気なく言っただけかもしれない。
でも、自分は強く傷ついてしまう。
同じ場面を見ていたはずなのに、受け取り方が違う。
そんな経験、ありませんか。
■ 人は、“そのまま”世界を見ているわけではない


例えば、こんな場面です。
仕事で話しかけられたとき。
相手は「確認」のつもりだった。
でも、自分に余裕がない日は、「責められている」ように感じてしまう。
また別の場面。
家族が少し急いだ口調で話しただけなのに、「怒っているのかな」と不安になる。
本当は、相手にそんな意図はなかったかもしれない。
でも私たちは、その日の気分や状態によって、“見え方”が変わっています。
■ 「見ている」のではなく、「解釈している」


私たちは普段、目に入ったものをそのまま理解しているように感じています。
でも実際には、
・経験
・感情
・不安
・思い込み
そうしたものを通して、“意味づけ”をしています。
つまり、人は『現実そのもの』を見ているのではなく、
『自分なりに解釈した世界』を見ているのです。
■ 私たちの中にもある“ズレ”

こうしたズレは、誰にでもあります。
・疲れているとき
・不安が強いとき
・気持ちに余裕がないとき
そんなときほど、人の言葉や態度を悪く受け取りやすくなる。
逆に、安心しているときは、同じ言葉でもそこまで気にならない。
つまり、“見えている世界が変わること”は、特別なことではありません。
■ 認知症では「現実を整理する力」が弱くなる


認知症では、
・今の状況を理解する
・周囲の情報を整理する
・相手の意図を読み取る
そうした働きが難しくなっていきます。
すると、
・言葉の意味を違って受け取る
・周囲の状況がわかりにくくなる
・不安から思い込みが強くなる
といったことが起きやすくなります。
その結果、本人の中では“そう見えている”世界ができあがっていく。
だから、「そんなことないですよ」と説明されても、簡単には修正できないことがあります。
■ 最後に

私たちはつい、「普通に見ればわかる」と思ってしまいます。
でも、“普通”の見え方は、その人の状態によって変わります。
そして認知症では、その“見え方を整理する力”が弱くなっていく。
だからこそ大切なのは、
「何が正しいか」だけではなく、
『本人にはどう見えているのか』
を想像しようとすることなのかもしれません。
そう考えると、認知症の人の世界も、少し違って見えてきます。
見えている世界がズレると、何が起きるのか。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪
