GrASPの取り組み

意思決定会議 DAY9 全体会議

tsumugi

全体会議開催しました。

弊社が10期目に入りました。メンバー、ご家族の皆さま、地域貢献サポーター、行政、その他関係者の皆さまとともに歩んだ「約3530日」。

この10年間は立ち止まらずに走り続けてきました。しかし、この先15年20年を目指していく中で、一度立ち止まり、振り返り、今後の向かうべき場所を社員全員で把握する。確認後、一点集中で突き進むために「全体会議」を仕掛けました(この日は普段であれば7時間のサービスでしたが、会議のため4時間となりました。この会議の重要性を理解してくださった、メンバー・ご家族の皆さまに感謝申し上げます)。

全体会議の内容は、

➀社内アンケート結果の確認、今後の方針の共有
➁課題解決ゲーム
③ワールドカフェ

上記3つの課題に取り組むスペシャルバージョンです。

➀については、社内アンケートを事前に実施していたため
・アンケート結果をもとに、うまく行っていること強みを理解してさらにそれを伸ばす方針を伝える
・弊社のビジョン(使命)、ミッション(理念)、バリュー(行動指針)の再共有
・特にバリュー(行動指針)が一部リニューアルしたため、新たに伝達

バリューに関し、社員のスタンスとして

主体性、工夫、3PR(3パートリスト)、認め・励まし・支え合う、チャレンジ、マネージ、グリッドこちらの7つを大切にしていることを伝えました。弊社で働く社員はこれらを既に実践してくれていますので、より質を追求した形で、ひとつひとつの理解を深めて実行していく形となります。

➁については、メインの話合いをスムーズに行うために、緊張感をほぐし本来の力を発揮しやすくするために行いました。約1時間半かけて、あんなことやこんなこと、そんなことまで行いました。様子や結果は写真で社員の表情から汲み取っていただけると嬉しいです。

そして最後の③については・・・1995年、アメリカのアニータ・ブラウンとデイビット・アイザックスらで考案されたもので、カフェのようなゆったりした雰囲気の中、4-5人で席替えを繰り返しながら お題に集中して対話する。ワールドカフェを行いました。

テーマは『より働きやすい会社をつくるために 自分たちで、どんなことができるか』について。4つのグループを作り、ラウンド(話し合いの回数)は2回行い、3回目で話し合われた内容を共有し、最終的に気づきや学びを収穫して全体に発信する。各グループから発表された内容としての共通項は、

・リスペクト/リクエスト
・コミュニケーション/感謝を伝える
・介護環境を整える(机、椅子、ベッド等の環境)
・労働条件の改善(給与・時給UP、残業少なめ、週休3日等)

上2つは既にできていることですが、より高い意識を持って他者を「認め、励まし、支え合う」ことで心理的安全性を高めて、互いに成長していく環境を整えること。

下2つは、労働環境を整えるという点で、物理的環境を現在のメンバーに合った形に整えること、良いサービスを実践した結果、対価として給与が上がるという仕組みをつくること、社員への理解を浸透させること。

これらに集約されました。

日々の業務の中では、なかなかこのような機会に触れることは難しいですが、改めてただただコミュニケーションを深めて言葉を交わし合い、互いの思いに触れる。相互理解の大切さを知る機会となりました。

GRASPの社員には本当に感謝しかありません。様々なことを考えて日々業務にあたってくれていることがよく分かりました。大変頼もしいです。そして、このような機会を創ってくださった、サードパーティーの中島社長の技術にあっぱれのひと時でした。本当にありがとうございました。

社員同士でさらに理解を深めてもらいつつ、代表としてはその思いが一過性のモノではなく体系化していけるようにその先を考えながら行動に落とし込み期限までに達成する。それによりより良い会社、日本一の若年性認知症の支援事業所としてさらに加速度を増して成長してゆけたらと思います。

全体会議後は、約1年振りの懇親会。美味な料理とユーモアあふれるトークで掛け替えのない瞬間となりました。

弊社の躍動をこれからも楽しみにしていてください(^^♪

次回の意思決定会議、DAY10の報告もお楽しみに!

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