aoba横浜北部

美しい手仕事

tsumugi

グラスプでは、折ったり切ったり結んだりといった「軽作業」を隙間時間に取り入れています。

作業自体は単純かもしれませんが、いざやってみると思わぬところで難しさを感じたり予想外の事が起こったり、逆にメンバーさんの隠れた才能が見つかったりと、サポート側としても非常に気づきの多い奥深さがあり「たかが軽作業、されど軽作業」なのです。

指先を使うことは脳への刺激になると言われますが、それ以外にも同じ作業を繰り返す集中力や持続力も求められます。共同作業となったり、助け合う場面も見られます。

さて、先日メンバーさんにお願いした地域情報誌の四つ折り作業。ペラペラのため複数部重ねてしまうこともありますが、ご覧の通り綺麗に揃えてくださいました。

更に惚れ惚れしてしまうのが別のメンバーさんのウエス作り。古布をウエスとして使用するためにカットしていただいたのがこの写真。まるでミルクレープのようでしょう!

この作業をしてくださったメンバーさんは使った道具もきちんと揃えて、いつも気持ち良い仕事をしてくださいます。

大雑把なスタッフ(私のことです(^_^;)よりよほど強力!

認知症になって不得手になることもあるけれど、得意が活かせる場もたくさんあるのです。

まだまだ働きたい、自分たちにできることがあれば役に立ちたい、とうずうずしているメンバーさんたちは社会とのつながりを求めています。

こんなことお願いできないかしら、と考えていらっしゃる方、簡単な作業だけど…と迷っている方、どうぞお気軽にお声がけください。お仕事の依頼をお待ちしています(__)

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