かながわ未来共創プラットフォーム第三弾
かながわ未来共創プラットフォーム第三弾をお送りします!
※第一弾、第二弾もぜひご覧ください!!
今回は弊社に勤務してくださっている、若年性認知症の人(以下メンバーとする)へ神奈川県の皆さんが「はたらくことへの思いをヒアリングしたい」と希望してくださり、実現となりました。
第一弾に引き続き、神奈川県から5名の方にお越しいただきました。
●政策局 いのち・未来戦略本部室 未来創生グループ
・主査 関野 様
・主任主事 野田 様
・主事 田中 様
●福祉こどもみらい局福祉部 高齢福祉課高齢福祉グループ
・主事 緒方 様
・主事 守屋 様
メンバーへのヒアリング内容は
❶自己紹介・趣味について・日々の楽しみ:アイスブレイク
❷前職:どのような業種で社会貢献をされていたのか確認
❸GRASPで仕事をしている時の楽しい瞬間:今回の本題
❹どんな仕事をしてみたいか:今後についての意向・可能性の確認
❶では、はじまる前は、皆さん緊張な面持ちであり様々な壁を乗り越えてきた、百戦錬磨のメンバーであっても、人生の先輩であっても緊張されるのだと感じさせるスタート。自己紹介、趣味等の話をされると、「テニスが好きです、ウォーキングによく行きます、図書館通いをしています、インディアカが楽しみです」等と気がつけば、なごみムードに。
❷では、それぞれどのような仕事を担われていたのかを想起しながら話されていました。
❶のアイスブレイクでフロー状態に入られていたようで、脳がフル回転しているご様子でした。
❸の本題では、「お弁当配達では、お客様とちょこちょこ雑談ができるようになり、そのコミュニケーションを楽しみにしています」、「難しいこともありますが、コミュニケーションを図りながら仕事ができるのが楽しいです」、「一人ではできないけど、みんなでやるから楽しいんですよ」、「おこわの成形が難しいんですよ」と『難しさを、仲間とともに、コミュニケーションを図りながら、仕事・課題解決をすること』に楽しさを見出されているようでした。
❹のコレカラの未来を創る話題では、「特にこれといって思い浮かびませんが、いろんな人と触れ合いながら仕事をしたいです」、「仲間と一緒に楽しみながら、少しの賃金が貰えるようなことを続けたいです」、「思ったことはやってみたらいいよ、それがいい」、「GRASPさん良いですよ」、「GRASPさん(トポスさん)のような所が、いろんなところにあると良い、家から通うのは遠いので」と率直な思いを語っていただきました。
『仲間と一緒に、少しの賃金をもらいながら、チャレンジを続ける、そんな場所が各地に増えるとよい』という意向を聞かせていただきました。
神奈川県の皆さまが「仕事へのこだわりはもちろんですが、それ以上にお仲間と、お客様と一緒にコミュニケーションを図りながら進めていくことを希望されているのことを伺えたのが良かったです」と総括してくださいました。『人とのつながり(仲間同士、社会生活者同士)』をメンバーが最も大切にされている、希望されているのだと学ばせていただく掛け替えのない機会となりました。
第2弾で、私が思いを書き連ねていた内容について、メンバーからお墨付きを貰えたのは、右往左往しながらも核心に近い活動が行えていたことの証明となるため、喜ばしい瞬間でもありました。
メンバーとともに、一人でも一社でも多くの社会貢献パートナーと協働し、神奈川県内であればどこに住んでいても『活躍の機会がある、安心できる場所がある、信頼できる仲間がいる』そんなプラットフォームづくりを必ずや成し遂げる!と心に決めました。
第四弾も乞うご期待(^^ゞ