GrASPの取り組み

実践型ワークショップ ー瀬谷区キャラバン・メイト連絡会ー

tsumugi

2025年、4回目の登壇を迎えました。
今回は瀬谷区役所 高齢・障害支援課 認知症支援事業担当の皆さまからオファーをいただき、キャラバン・メイト連絡会でのパフォーマンスをメンバーとともに披露する機会となりました。

5月下旬から計3回の打ち合わせを重ねる中で、瀬谷区役所の皆さまは知的好奇心旺盛で、チャレンジングな取り組みを楽しみにされている方々ばかり。おかげで、気づけばこんなに攻めたイベントになろうとは…!

しかも、今回はGRASP登壇史上初の『業務委託契約』という形でのご依頼。講師としての参加ではなく、キャラバン・メイト連絡会まるごとの運営をお任せいただくという、なんともワクワクするチャレンジでした!進行からワークショップの設計、参加者の皆さまへのサポートまで、すべてを一緒に動かす責任の大きさにドキドキしながらも、瀬谷区役所の皆さまが私たちを信頼してくださった証だと、胸が熱くなる思いでした。

そうです。 その信頼と期待に応えるべく、青葉事業所の十八番「おこわ作り」を、キャラバン・メイト連絡会で実際に作りながら体験していただく、ワクワク体験型ワークショップとして実施することになったのです。当日は33名の方にご参加いただき、以下のスケジュールで進行しました。

  1. オリエンテーション
  2. レッツおこわチャレンジ!!
  3. 実食&質疑応答
  4. 発表 ▸ 共有 ▸ まとめ

〝オリエンテーション〟では、GRASPの紹介と当日の流れ、目的をお伝えしました。登壇者3名は、GRASP aoba横浜北部が誇るおこわマスター「Three boys」として登場(メンバーの即興提案で決定!)。今回のおこわ作りは、相互理解を深めるために「共〇」を5ステップで捉える方法を、体験型ワークショップを通して体感いただくことを目的としました。

〝レッツおこわチャレンジ!!〟では、参加者の皆さまと一緒におこわを作りました。3つのグループに分かれ、メンバーのおこわエキスパートもそれぞれのグループに入り活動。グループごとに個性が現れ、3者三様の取り組みが実現されました。特に印象的だったのは、メンバーの得意・不得意が違っても、互いの強みを活かして活躍し、参加者の皆さまが自然に支え合い、助け合いの場が生まれていたことです。

〝実食&質疑応答〟では、作業の合間に「質問・発見・応援」の3つのテーマで付箋に思いを書き込んでいただきました。限られた意見だけではなく、全員が思いを言語化できる仕組みです。中でも「みんなでワイワイ作ると楽しい」といった発見や、メンバーに送られる温かい応援の声が印象的でした。普段は真面目な回答が多いメンバーも、この日はユーモアを交えながら、普段通りの愉快で楽しい時間を創り出してくれました。

〝発表・共有・まとめ〟では、スタート時の緊張感が次第に和らぎ、おこわ作りを通した自然な交流が生まれました。共感から共考へ、そして共働へ。協力しながら取り組む体験が積み重なり、共生社会の一端を感じていただける2時間となったのではないかと思います。

このようなチャレンジングな機会をいただけたのも、瀬谷区役所 高齢・障害支援課 認知症支援事業担当の皆さまのお力あってこそです。心より感謝申し上げます。

そして、実践型ワークショップに尽力してくれたメンバーの皆さん、参加者の皆さまにも大きな拍手を送りたいです。皆さまのおかげで、笑顔あふれる、学びと喜びに満ちた時間となりました。

GRASPが歩む未来には、いつでも笑いぃ顔とともに。

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