弊社のケア・支援の考え方❹ 『インカム』を活用する意味
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝です!
今回は『インカム』を活用する意味についてお伝えします。
弊社ではケア・支援を行う際には、必ずスタッフがインカムを装着しています。非常に便利です!
結論から申しますと…
『タイムリーに情報を共有できる』
に尽きます
具体的には…
➀結果の報告と次の動き方のアシストができる
➁外出時の際に行動が分かれても情報のやり取りが可能
➂意思決定が行いにくいケースでも、全体の意見を確認することができる
主にこの3つになるかと思います。
特に弊社のサービスは、1日の内の半分は外出、つまりは社会貢献、社会交流という名の『社会参加』を行っているため…
・移動の際には歩くペースがそれぞれ異なる
・買物の際には二手に分かれる
・公園等でスポーツを行っている場合、ぞれぞれのグループでの活動となる
・イベント時には、それぞれの持ち場の状況が把握できない
・疲労、情報過多、混乱によるBPSD(行動心理症状)の対応
等を行っている時に課題が生じます。
この場合、インカムがない状況では、おそらく「単独で判断して対処する」という職員1人の意思決定によっての対応となります。しかし、情報処理が追い付かない・判断が難しい状況や、まだ弊社のケア・支援に慣れていない者に対しては、ただただ不安が募り混乱してしまうだけ。このような状況が想定されます。
しかし、インカムがあれば、
・ウォーキングの際には「先頭と距離が離れすぎたので、少し待っていてもらえますか」をお願いができる
・買物中メンバーがトイレに行きたい場合は「〇〇さんトイレです、一度合流しましょう」と提案ができる
・公園等での活動時には「〇〇さんサッカーから、次は野球を希望されてそちらに向かっています」と情報提供できる
・花見イベントで調理グループとスポーツグループに分かれた時には「カレーがそろそろできそうです、サッカーチームは切りが良い所で食べにきてください」と行動の調整ができる
・BPSDによって事業所を飛び出す行為があった際には「私が個別対応しますので、Aさんと、Bさんはフロア対応をお願いします」と行動の指示ができる
と『できる』の可能性が格段にあがります。
難しいと言われている『外出活動』にチャレンジするという点では、常に情報共有しながら、300m程度離れた相手にも思いを伝え理解し合える最強のツール『インカム』
みなさんもぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。