『それ、私たちにも起きていること』〜なぜ説明しても伝わらないのか~
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
part111です!こちらの数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
2026年2回目のシリーズは「それ、私たちにも起きていること」についてです。支援といっても私たちにできることはほとんどありません。ただこれまでの10年と200名を超えるご本人の声を伺ってきた経験を、そっとご案内することしか…
今回からは、『認知症の人と、私たちは本当に違うのか』の内容をお伝えします。それでは、第11回をお楽しみください。
なぜ説明しても伝わらないのか


「何回説明したら分かるの?」そう思ったことはありませんか。
丁寧に説明した。ゆっくり話した。何度も繰り返した。それでも伝わらない。
むしろ相手は混乱しているように見える。
そして気づけば、「ちゃんと聞いているのかな」「理解しようとしているのかな」
そんな気持ちになってしまう。
でも、本当にそうなのでしょうか。
■ 伝えることと、伝わることは違う

例えば、こんな場面です。
初めて行く場所への道順を教えてもらう。駅を出て右に曲がる。二つ目の信号を左。
その先のコンビニを過ぎて…。
説明を聞いているときは分かった気がする。
でも実際に歩き始めると、「あれ?どっちだったかな」となることがあります。
説明が悪かったわけではありません。
聞く側にも、覚える。整理する。思い出す。
という作業が必要だからです。
■ 人は同じ話を聞いても、同じようには理解していない

こんな経験もあります。
会議が終わったあと、「結局どういう意味だった?」と確認し合う。
すると、同じ話を聞いていたはずなのに、
人によって受け取り方が違う。大事だと思った部分も違う。覚えている内容も違う。
私たちは普段、相手も自分と同じように理解していると思いがちです。
でも実際には、それぞれが違う前提や経験をもとに話を聞いています。
■ 私たちの中にもある“伝わらない”体験

疲れているとき。焦っているとき。考えごとをしているとき。
そんなときは、人の話が頭に入ってこないことがあります。
聞いているつもりでも、途中から内容を追えなくなる。
説明された瞬間は理解した気がする。
でも後になると覚えていない。
誰にでもあることです。
つまり、伝わらないという現象は、相手が悪いから起きるわけではありません。
■ 認知症では「理解するための前提」が変わっていく


認知症では、話を聞く、内容を整理する、記憶と結びつける、状況を理解する
そうした働きが難しくなっていきます。
そのため、説明を受けても、私たちと同じ前提で理解することが難しくなることがあります。
例えば、「今日はデイサービスの日ですよ」と伝えたとします。
私たちには当たり前に分かる内容です。
でも本人の中では、今日が何曜日なのか。なぜそこへ行くのか。今はどんな状況なのか。
その前提がつながっていないことがあります。
すると、説明そのものではなく、
“説明を理解する土台”が不足している状態になるのです。
■ 正しさを重ねるほど、届かなくなることもある

伝わらないとき、私たちは説明を増やします。
もっと詳しく。もっと正確に。もっと分かりやすく。
でも時には、それがさらに混乱につながることがあります。
本人は理解しようとしている。
でも整理が追いつかない。
すると、情報だけが増えていく。
だから必要なのは、正しい説明を増やすことではなく、相手がどこで困っているのかを探ることなのかもしれません。
■ 最後に

私たちはつい、「説明したのに伝わらない」と考えてしまいます。
でも本当は、伝わらないのではなく、理解するための前提が違っているだけなのかもしれません。
認知症の人が分からないのではなく、私たちと同じ土台に立てなくなっている。
そう考えると、関わり方も少し変わってきます。
伝えることよりも、まず相手がどんな世界を見ているのかを知ろうとする。
それが、理解への第一歩なのかもしれません。
なぜ説明しても伝わらないのか。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪
