『それ、私たちにも起きていること』〜“理解する”とは何か~
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
part113です!こちらの数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
2026年2回目のシリーズは「それ、私たちにも起きていること」についてです。支援といっても私たちにできることはほとんどありません。ただこれまでの10年と200名を超えるご本人の声を伺ってきた経験を、そっとご案内することしか…
今回からは、『認知症の人と、私たちは本当に違うのか』の内容をお伝えします。それでは、第15回の最終回をお楽しみください。
「理解する」とは何か


このシリーズでは、認知症の人と私たちは、本当に違うのだろうか。
そんな問いから始まりました。
怒ること。不安になること。思い込むこと。忘れること。判断に迷うこと。伝わらないこと。
安心を求めること。行動には理由があること。そして、関わり方によって状態が変わること。
ここまで読んでくださった皆さまは、どんなことを感じられたでしょうか。
■ 私たちは、認知症を「特別なもの」と考えすぎていたのかもしれない

認知症という言葉を聞くと、「自分とは違う。」「理解できない。」
そう感じてしまうことがあります。
でも、このシリーズでお伝えしてきたのは、認知症の人に起きていることは、
私たちにも日常の中で起きているということでした。
もちろん、その程度や頻度は違います。
認知症では、その状態がより強く、より続きやすくなります。
でも、怒ることも、迷うことも、不安になることも、
私たちの中にも確かに存在しています。
つまり、認知症は、私たちとは全く別の世界ではないのです。
■ 「理解する」とは、知識を増やすことではない


私たちは、認知症を理解しようとするとき、症状や病気について学ぼうとします。
もちろん、それはとても大切なことです。
でも、知識だけでは、「どうしてそんなことをするのだろう。」という疑問は、なかなかなくなりません。
本当に理解が深まるのは、「あ、自分にも似た感覚がある。」そう気づいたときではないでしょうか。
知識は頭で理解するもの。共感は心で理解するもの。その両方が重なったとき、
初めて「理解する」に近づいていくのだと思います。まさに当事者性、当事者感覚というものですね。
■ 支援は「変えること」ではなく、「寄り添うこと」

私たちはこれまで、認知症の人を、「できないことを支える」という視点で見てきたかもしれません。
でも、このシリーズでお伝えしたかったのは、
支援とは、相手を変えることではなく、相手の世界を理解しようとすることだということです
「なぜ怒るのか。」ではなく、「何が不安なのだろう。」
「なぜ帰りたいのか。」ではなく、「何を求めているのだろう。」
そう問い続けることが、支援の始まりなのだと思います。
■ 私たちもまた、誰かに支えられて生きている


考えてみると、私たち自身も、疲れたときには励まされ、
迷ったときには相談し、不安なときには誰かに話を聞いてもらっています。
一人では整理できない気持ちを、誰かとの関わりの中で整えながら生きています。
認知症の人も同じです。
違うのは、その支えを必要とする場面が増えているということ。
だから支援は、特別なことではありません。人と人が支え合う、ごく自然な営みなのです。
■ 「私たち」と「認知症の人」に分かれることではない

このシリーズのタイトルは、
『それ、私たちにも起きていること』
でした。
この「私たち」という言葉には、支援する人だけではなく、
認知症の人も含まれています。
認知症になったから、「こちら側」と「あちら側」に分かれるわけではありません。
私たちは同じように、嬉しいと笑い、悲しいと涙を流し、不安になり、安心を求めながら生きています。
その延長線上に、認知症という状態があります。
だからこそ、「認知症の人を理解する」というより、
「一人の人を理解しようとする」その姿勢こそが、一番大切なのではないでしょうか。
■ 最後に

この15回のシリーズでお伝えしたかったことは、
認知症を「正しく知る」ことではありません。
認知症の人を、「自分とは違う人」ではなく、「自分と同じ一人の人」として見つめること。
その視点を持つだけで、見える景色は変わります。かける言葉が変わります。
そして、関わり方もきっと変わります。もし、このシリーズを読んで、認知症の人との距離が少しでも近づいたと感じていただけたなら、これ以上うれしいことはありません。
「理解する」とは何か。
それは、病気を理解することではなく、その人の世界を理解しようとし続けること。
私たちはこれからも、その姿勢を大切にしながら、一人ひとりと向き合っていきたいと思います。
「それ、私たちにも起きていること」シリーズを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪
