GrASPの取り組み

視察!「若年性認知症の人の就労」について

tsumugi

弊社には多くの方から視察に行ってみたいとご希望をいただくことがあります。
大変ありがたい限りです。

今回は、大学生の方がお越しくださいました。

◆大学名:横浜市立大学国際教養学部
◆学年 :4年生
◆氏名 :齋藤柚那 様

『若年性認知症の人の就労』をテーマに研究を行われているようです。

最初は1~2時間の代表山崎へのインタビュー依頼でしたが、実際に若年性認知症の人々と関わり、就労現場を体験することで、はるかに多くの学びが得られると提案しましたところ快諾いただきました。

ただ、はじまりは前途多難で・・・こんな日に限って相鉄線の人身事故の影響を受けて。大変だったかと思います(そんな様子を一切見せない齋藤さんは素敵でした)。

気持ちを切り替えて

・AM:ポスティング
・PM:弁当箱洗浄

上記にご同行いただきました。

当日は35℃。残暑厳しいどころではなく、まだまだ真夏の陽気です。

それでもメンバーとともに、汗をかきながら必死に取り組んでいただきました。

若年性認知症の人の就労、しかもデイサービス環境で。と言われるとやや優しい仕事内容と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実際はガチの仕事です。「疲れたけど楽しかったです」と齋藤さんは感想を述べてくださいました。

振り返りでは、認知症の人との関わりがある、原体験から今回の研究テーマを選ばれたとおっしゃっていました。

「若年性認知症の人が一般企業で就労を継続すること」それが叶わなくなってからも「障害福祉や介護保険サービス」で新たな環境の中で「はたらく」ことの自己実現を継続する。これらについて、既に理解を深められており、どのようにしたら一般就労を継続してゆくことができるのかについて疑問を持たれるその観点の高さに、私も学びをいただきました。

実際にメンバーとの1日を体感いただきました。この経験を研究に活かして「若年性認知症の人の就労」の理解促進に繋がるよう、私たちはそんな未来が当たり前になることを願い実践してゆけたらと思います。

齋藤さん、このような機会をいただきましてありがとうございました。

研究結果がでましたらぜひご共有ください。楽しみにしています(^^♪

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