お知らせ

もの忘れがあっても私らしく! ~金沢区役所登壇のご案内~

tsumugi

金沢区役所高齢障害支援課認知症支援担当の皆さまから、GRASPが登壇する講演会のチラシをいただきましたので、ご案内いたします。

今回は『もの忘れがあっても私らしく!』ということで金沢区役所の皆さんが試行錯誤して、紡がれたテーマとなります。

「認知症」という言葉には、まだ強い抵抗感を感じる方も少なくありません。しかし、日常の中で経験する「もの忘れ」という表現には、受け入れやすさがあります。

このタイトルには、もの忘れがあっても決して自分らしさを失うわけではない、というメッセージを込められています。もの忘れを感じる日もあるかもしれませんが、その中でも「自分らしく生きる」「日々の楽しみを大切にする」「今の人間関係をさらに育む」という気持ちを大切にしていただきたいと思っています。

本講座では、参加者の方それぞれのペースや感じ方を尊重しながら、安心して話しを聞いていただける場を創っていきたいと考えています。失敗や間違いを気にせず、自由に意見や気持ちを分かち合える時間です。もの忘れをネガティブにとらえるのではなく、前向きに受け止め、自分らしい生活の工夫や楽しみを一緒に考えるきっかけにしていただけます。これこそが国が進める『共生社会』であり、アドラー心理学でいう『共同体感覚』となります。

●共同体感覚とは
「自分は社会や周りの人とつながっている存在だ」という感覚のこと。
つまり、自分の幸せだけでなく、他人や社会の役に立つことを感じられる心のあり方を指します。

(例)日常的には、友人や家族との協力、仕事や地域活動での貢献、困っている人への思いやりなどが、この感覚を育てます。

人が既に備えているこの感覚を改めて体感する機会として、人は自分らしく前向きに生きられることをメンバーとともに発信してゆきます。

申し込みは、9月11日㈭からとなりますが、どうぞお気軽にご参加ください。

「私らしさ」「仲間」を大切にする時間を、一緒に過ごしましょう(^^

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