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『介護・医療・福祉分野は感情労働➁』について

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。

パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝です!

こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

前回から、「介護・医療・福祉分野は感情労働」について解説いたしました。

今回も引き続き『介護・医療・福祉分野は感情労働』の後編についてご案内できればと思います。


2. 感情労働の特徴

  • 表層演技(Surface Acting): 実際には感じていない感情を外面的に見せる。
  • 深層演技(Deep Acting): 感情を内面的にも調整し、感じているように自分を説得する。
    • 例: ネガティブ発言の顧客に対して本当に親切でありたいと自分を説得する。

3. 感情労働の商業化

  • 労働としての商品化:
    • 感情そのものが雇用契約の一部となり、労働力として消費される。
    • 「顧客は常に正しい」という文化の中で、従業員は感情を商品として売る役割を負わされる。
  • 影響:
    • 労働者の感情が個人のものでなく、会社や顧客に「所有」される。

4. 感情労働がもたらす影響

  • 心理的影響:
    • 感情の「疎外(Emotional Alienation)」: 自分の本心と職務で求められる感情の間にギャップが生まれ、自己同一性が揺らぐ。
    • バーンアウト(燃え尽き症候群)やストレスの増加。
  • 職業的影響:
    • 長時間にわたる感情の抑制が労働満足度やパフォーマンスに悪影響を及ぼす。

5. 感情労働とジェンダー

  • 女性労働者への影響:
    • ホックシールドは、感情労働が特に女性に期待される役割と結びついていると指摘しました。
    • 女性は家庭内や職場で感情のケアを期待されることが多く、「二重の負担」を抱える。

※1979年に彼女の著書『The Managed Heart(管理される心)』の時代背景をもとにまとめられています。


6. 現代社会への示唆

  • 労働環境の改善:
    • 感情労働の負担を軽減するための労働環境整備の必要性。
    • 労働者の感情を尊重し、過度の負担を避ける仕組みの構築。
  • 労働価値の再評価:
    • 感情労働は単なる「無形の労働」ではなく、明確な価値を持つ労働であるという認識の重要性。

 私たち介護・医療・福祉事業はサービス業です。そのため、必ず対象者の方々とコミュニケーションを図ります。人であるがゆえに、その方の感情と向き合いながら、その時々のコンディションに合わせて支援が必要となります。硬化した感情をいかにして、軟化させていくのか。どんな状態でも傾聴とよりそう姿勢が大切です。とはいっても支援者も人間であり、対象者の方々と同じく感情があります。自身の揺れ動く感情と上手に付き合う術を支援者は技術として身に着けて、感情労働のプロフェッショナルとしてケアにあたります。日々、プロとして自分の感情とうまく向き合いながら、その時にできる最善最良のケアを提供していきたいと思います。

「介護・医療・福祉分野は感情労働」について、こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータはこちらです。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪

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