『プルチックの感情理論➀』について
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝です!
こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
前回までは、「介護・医療・福祉分野は感情労働」について解説いたしました。
今回も引き続き、感情シリーズでお送りします。まずは、『プルチックの感情理論➀』」についてご案内できればと思います。
ロバート・プルチック(Robert Plutchik:1927-2006)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市生まれ、感情研究の先駆者として、特に感情の理論に関する貢献が大きい人物です。彼は、感情が人間の行動や精神的な健康に与える影響を深く研究し、感情がどのように人間の生理的および心理的な反応に結びつくかを解明しました。プルチックの理論は、感情が単なる反応ではなく、進化的に意味を持つ生存のための適応的な機能であると考えました。
彼の最も有名な理論は、「感情の輪(Plutchik’s Wheel of Emotions)」で、感情を8つの基本的なカテゴリーに分類し、それぞれの感情が異なる強度で重なり合う様子を視覚的に示しました。これにより、感情が単一のものではなく、強さや複雑さ、そして組み合わせによって変化することが理解しやすくなりました。
また、プルチックは、感情が生存にとって必要不可欠な進化的役割を持っており、感情の表現や体験は個体の適応的な反応だと考えました。感情の進化論的な役割を強調し、感情がどのようにして人間や動物の行動を調整し、生存に有利な反応を引き出すかに焦点を当てました。彼の理論は、心理学、精神医学、そして感情の生物学的基盤を理解するための基礎的な枠組みとして広く受け入れられています。
さらに、プルチックは感情の測定方法や、感情が精神的および身体的健康に与える影響についても研究しました。彼の研究は、感情に対する新しい視点を提供し、感情がどのように行動や社会的な相互作用に影響を与えるかを理解するための道を開きました。
プルチックはその理論的業績により、感情の研究において重要な地位を占め、心理学の分野に多大な影響を与えました。
プルチックについて熱く語りすぎてしまいました(笑)
プルチックの感情理論の主なポイント:
- 感情の基本的な分類
プルチックは、人間が経験する感情は基本的な8つの感情から成り立っていると考えました。これらは次の8つの感情です:- 喜び 希望が達成された時や、優しさを感じた時のさわやかな気持ち
- 悲しみ 物事がうまくいかなかった時や、大切なものを失ったときに感じる残念な気持ち
- 怒り 侮辱されたり傷つけられたりした時に起こる不愉快な気持ち
- 恐れ 害悪や危険な事柄に対して逃避したいと感じる気持ち
- 信頼 心配することなく、信じて安心できる気持ち
- 嫌悪 憎み嫌い、不快に感じる気持ち
- 驚き 予測しない事象を体験した時の瞬間的な感情
- 期待(予期) 事柄が自分の思いどおりになることを望む気持ち
次回は感情の輪についてさらに深堀していきますね。
お楽しみに!
「プルチックの感情理論」について、こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータはこちらです。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪