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『自己効力感理論➁』について

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝です!

こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

「自分は必ずこの課題を達成できる、壁を乗り越えられる、私ならできる」感覚、『自己効力感理論』シリーズ➁を解説します。

今回は、自己効力感を高める4つの要因について、若年性認知症の人の活躍・支援という点についてお伝えします。

◆自己効力感(Self-Efficacy)を高める4つの要因

➀成功体験(Mastery Experiences)

実際に成功した経験を積むことで、「できた!」という感覚が芽生え、自己効力感が高まります。

  1. 弁当箱の洗浄作業で、前回はスタッフの声掛けが必要だったが、今日は一人でこなすことができた
  2. 弁当配達で、マンションのお客様の自宅の住所を確認することなく行くことができた
  3. おこわづくりで、竹の皮で包んだあとのタコ糸で上手に結び固定することができた
  4. キッチンカー販売で、コーヒーを淹れてお客様においしいと言っていただけた
  5. 買い物活動で、自分で商品を選び、レジまで持って行けた
  6. チームでのクイズ大会で、自分の答えが正解だった
  7. バンドのライブのあとに、お客様から「感動しました」と握手を求められた
  8. 午前中のできごとでスタッフが話していたことを、午後も覚えていることができた

■支援のポイント

・失敗しにくい活動を設計し、小さな達成を積み重ねる
・個別に合った役割や課題を設定し、「できた!」という実感を引き出す
・本人の過去の経験や、今の得意分野を活かした活動に取り組む

➁代理経験(Vicarious Experiences)

同じような立場の人が成功している姿を見て、「自分にもできるかも」と思えることで自己効力感が高まります。

  1. バンド活動で、ドラムを担当している人の取り組みを見て「自分でもやれるかも」と思えた
  2. イベントで他の利用者が司会進行をしている姿を見て、「自分もやってみようかな」と思った
  3. スタッフの支援で別の人が新しいスマホアプリに挑戦しているのを見て、自分も使いたくなった
  4. 脳トレ活動で、仲の良い人が見事に正解して「自分にもできるかもしれない」と勇気をもらえた
  5. 「料理クラブ」で他の人が野菜を切っているのを見て、自分も包丁を持ちたくなった
  6. 園芸活動で、仲間が畑を耕し苗を植えているのを見て、「意外とできるかも」と思えた
  7. 「リーダー役」を務める利用者の姿から、役割を担うことの楽しさを知った
  8. おしゃべりが苦手な人が、グループの中で少しずつ話し始めた姿に勇気をもらった

■支援のポイント

・同じ立場の人が活き活きと過ごしている様子を見られる環境をつくる
・グループ活動で、他者の取り組みを自然に目にするような設計にする
・成功体験を仲間同士で共有する時間を設ける

➂言語的説得(Verbal Persuasion)

「あなたならできる」「よくやったね」といったポジティブな言葉が、自己効力感を高めます。

  1. 「〇〇さんと一緒にポスティングが出来て嬉しいよ」と声をかけられやる気がでた
  2. 完成させた作品に「すごく素敵ですね」と感想をもらい、次回も頑張ろうと思えた
  3. ボッチャに取り組んでいる時に「ナイスショット」と勇気づけてもらい自信に繋がった
  4. 家族から「最近、グラスプさんに行くようになって、顔が明るくなったね」と言われた
  5. イベント後にスタッフから「〇〇さんの笑顔が皆を元気にしました」と言われた
  6. クッキングの際に「てきぱきと〇〇さんが作業してくれたから時間内に終わりました」と褒められた
  7. 「〇〇さんと一緒に仕事をするとまた次も一緒がいいな」と他のメンバーに言われた
  8. 毎週の活動報告で、できたことを一緒に振り返って「成長してますね」とフィードバックを受けた

■支援のポイント

・小さな成果にも気づき、具体的・肯定的な言葉でフィードバックする
・家族やスタッフからの温かい言葉かけを意識的に行う
・「頑張りを見ているよ」「大切な存在だよ」存在するだけで承認される機会をつくる

➃生理的・感情的状態(Physiological and Emotional States)

落ち着いた環境・ポジティブな気分で取り組むことで、「自分はできる」と感じやすくなります。

  1. 好きな音楽が流れる環境で作業をすることで、気分が安定し集中できた
  2. 午後の仕事の前にお茶を飲みながら雑談する時間を持ち、緊張が和らいだ
  3. 花粉症の影響で万全とは言えない状態でも1日を過ごし「体調が悪くてもやりきれた」と感じられた
  4. 気持ちが落ち込んでいても、仲間と地域のイベントに参加することで元気がでること知れた
  5. 自然の中を歩くプログラムでリラックスし、その後の活動に意欲的になった
  6. 活動前に深呼吸やストレッチをスタッフと一緒に行う習慣をつけ、不安を減らした
  7. 困ったときにすぐスタッフが寄り添ってくれることで安心感が得られた
  8. 小さな成功を共有して「うれしい」「楽しい」と感じる場面が増え、自信がついた

■支援のポイント

・安心して過ごせる環境づくり(過ごす場・人・音・光など)
・体調や感情の機微をキャッチし、無理のないタイミングで声をかける
・不安や緊張を感じる状況では、上手くいかなかった原因はスタッフにあることを伝える

仲間の挑戦や活躍を見ることは、「できるかもしれない」「やってみたい」という前向きな気持ちを育ててくれます。
それが少しずつ自分への信頼や、自分を大切に思う気持ち(=自己肯定感)として醸成されていくのではないでしょうか。
だからこそ、ひとりひとりのがんばりが、周りの人にもいい影響を与えるという視点が重要だと言えますね。

「自己効力感理論」について、こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータはこちらです。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪

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