『フロー理論➁』について
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝、☝☝☝☝☝です!
こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
前回から楽しい活動に身を置いている時に生じる「フロー」シリーズがスタートしました。
今回は具体的なフローの状態について解説していきます。
◆フローの具体的な状態(解説)

フロー状態に入ると、私たちは非常に高い集中力を発揮し、活動に没頭することができます。フローの特徴的な状態として、以下の6つのポイントがあります。それぞれを詳しく解説します。
1. 即時実行

フローに入ると、活動を始めることに迷いがなくなり、すぐに行動に移します。計画や準備がスムーズに進み、迷うことなく次々と行動が続きます。例えば、スポーツでボールを受け取ると、瞬時に次のプレーを思いついて行動に移すような状態です。この状態では、思考と行動が一体化し、自然に手が動くような感覚になります。
2. コントロール感

フロー中には、物事をコントロールしているという強い感覚を持つことができます。課題が難しくても、何とかうまくやれるという自信を感じることができ、無理なく問題に取り組めます。例えば、ダンスを練習しているときに、動きが全てうまく決まる感じがすることです。このコントロール感があると、ますます活動に集中し、楽しく感じます。
3. 活動そのものが内発的報酬

フロー状態では、活動そのものが楽しく、報酬を求める必要がありません。外部からの褒め言葉やお金などの報酬ではなく、自分がその活動をしていること自体が喜びとなります。例えば、絵を描いているとき、完成した作品を見て満足するのではなく、描く過程そのものに楽しさを感じる状態です。
4. 注意散漫の喪失

フローに入ると、外部の影響を受けず、全ての注意がその活動に集中します。周りの音や人の動きに気を取られることなく、自分の行動に完全に意識を向けているため、気が散ることがありません。例えば、音楽を演奏しているときに、周りの音や声に気を取られず、完全に演奏に集中できる状態です。
5. 自己意識の喪失

フロー状態では、自分の存在や周りの評価を意識することがなくなります。活動に没頭しているため、自分の不安や過去の失敗、他人の目を気にすることがなくなります。例えば、スポーツ選手が試合に集中している時、観客の声や勝敗を気にせず、ただプレーに集中している状態です。
6. 時間間隔の喪失

フロー状態では、時間の流れがわからなくなることがよくあります。活動に没頭しているため、何時間も経っていることに気づかず、短い時間のように感じることもあります。例えば、趣味で読書をしているとき、気づいたら何時間も経っていたという経験です。この時間の感覚が失われることが、フローの特徴の一つです。
まとめ
これらの要素が一度に整うことで、フロー状態は最も高い集中と創造性を引き出します。この状態に入ることで、パフォーマンスが向上し、活動自体を楽しむことができるため、精神的にも充実感を感じられます。
日本らしく語るとしたら「没頭:ひとつのことに熱中すること」、「没我:自己を没却して無私無欲になること」、つまりは、その時だけは、「悟りの境地」心の迷いを振りほどいた状態と言えます。
フローを意識して体験し続けることが、人生をより豊かにし、目標達成のための大きな力となります。
次回から、若年性認知症の人の無限大の力を最大限発揮していただくために、フローの具体的な状態×若年性認知症で解説していきたいと思います。お楽しみに!!
「フロー理論」について、こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータはこちらです。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪