GrASP ism

GRASPism⓬ GRASPの『ワークフェーズ』とは

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝です!

こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

前回に引き続きGRASPの『コンテュニティサービス』について異なる視点でご案内したいと思います。
『ワークフェーズ』の世界観について深堀!!

おさらいとなりますが、『ワークフェーズ』は・・・有償ボランティア就労として

・初期の容態:要支援1~要介護2程度の方に対して ワークフェーズと題して「しごと」通した社会貢献を実践
・内容:弁当配達、弁当箱洗浄、おこわ作り、キッチンカー販売、内職作業、ポスティング、登壇、農業etc…

これらを行っています。

具体的な取り組みと内容は以下の通りです。

1.弁当配達
・チャレンジャー人数:1名
・メンバー人数:1~2名
・時間:13:00~15:00
・内容:10件~15件程度の高齢者、デイサービス、保育園等に弁当を配布、空の弁当箱の回収、お客様の生活状況の見守り

2.弁当箱洗浄
・チャレンジャー人数:1名
・メンバー人数:1~3名
・時間:13:00~15:00
・内容:
《青葉》200食程度の弁当箱を洗浄する。下洗い、食洗器にかける、乾燥させる、主に3つの役割分担で実践
《旭》50~100食程度の弁当箱を、デイサービス事業所まで回収してから、下洗い、食洗器にかける、乾燥させる、主に3つの役割分担で実践

3.おこわ作り
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:4~5名
・時間:10:00~12:00
・内容:20個程おこわを作成する。季節の具材ともち米を一緒に炒る、竹の皮に包む、包んだものをタコ糸で結ぶ、蒸す、完成(^^♪ 

4.キッチンカー販売(グラスプフェス)
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:4~5名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※イベントに応じて時間は調整する
・内容:イベント時の呼び込み営業、おこわやその他地域のおすすめ商品等を販売、コーヒーなどの飲み物を作りお客様へ提供、接客

5.内職作業
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:3~6名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※制作物の期限に応じて対応時間を調整する
・内容:《封入作業》指定された封筒等に必要書類を入れる、封筒の封を閉じる、チラシを半分に折る等

6.ポスティング
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:2~6名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※期限に応じて対応時間を調整する
・内容:集合住宅、戸建てのポストにチラシを配布する(700~1000部を1日もしくは複数日程で対応)

7.登壇
・チャレンジャー人数:1名
・メンバー人数:1~3名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※主催者のイベント時間に応じて調整
・内容:若年性認知症を有される前の生活、有されたあとの生活、診断を受けた時の気持ち、GRASPとの出会い、GRASPでの活動を通してどのように変わったか、今の生活について等について語っていただく

8.農業
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:3~6名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00
・内容:野菜の収穫、苗の成長促進のための環境設定等

2024年6月現在、GRASPではこのような業務を担っており、社会貢献を行っています。

若年性認知症の人は、発症年齢が平均で51歳ぐらいと言われています。
※出典:日本医療開研究開発機構認知症研究開発事業による「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システムの開発」(令和2年3月)

男女ともに働き盛り、定年に向けて5~10年の中長期的ビジョンを掲げ仕事の集大成の時期となります。

この時期に、これまでできていた仕事が少しずつ不得手になり、お客様との約束を忘れてしまう、PC等のID/PWの入力方法がわからなくなる、イライラしやすくなる、仕事が完遂できなくなる、やたらと仕事に時間を要するようになる。等、課題が生じ、それを自力で克服することが困難となります。それにより、定年まで在籍できる方もいれば、それが叶わない方、企業側が環境調整を行うことで仕事を継続できる方と結果は様々ですが、退職を余儀なくされる方も決して少なくはありません。

そのような方々と再度、仕事をする「はたらく」を通して社会貢献を行うことで、有用感(あなたは必要な存在です)や自己重要感(重要な存在)を得ることで、新たな自己肯定を得て、新しい自分になる機会に出逢えると考えます。

それに加えて謝金をいただける。金額は500円~12000円と、働く日数や貢献具合によって変わってきます。遣い方は様々であり、お給料として家にお金を入れる、自身の趣味に活用する、パートナーとのイベントを楽しむために貯金する等、変わらぬ彩りある生活を送ることが可能となります。

こんな当たり前を過ごすために、ワークフェーズは存在しています。

次回は、ソーシャルフェーズについてご案内します。

『ワークフェーズ』について、同じようなボランティア就労を行っていますよ、私たちはこんな風に工夫しています、等の情報がありましたら教えてもらえると嬉しいです。

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