GRASPの在り方の象徴-職員の退職-
「こころ」に寄り添い続けたあなたへ
この度、GRASPで8年9ヶ月と21日。
社会貢献・社会交流の“エース”として走り続けてくれた仲間が、新たな一歩を踏み出しました。

その時間は、ただ長いだけではなく、確かに「メンバーの人生に寄り添い続けた続けた時間」でした。
GRASPは、横浜市で唯一の若年性認知症に特化したデイサービスです。
専門性を突き詰める場所。
「若年性認知症を有した人の新たな生き方」と真正面から向き合う場所。
その中で、かんちゃんは、精神保健福祉士としての専門性を土台にしながら、それ以上に「人のこころ」に深く触れる支援を体現してくれました。
感情に寄り添うということ
私たちの支援の核にあるのは、“できる・できない”ではなく、“感じていること”に寄り添うこと。
人のこころは、やっかいです。
気分が良い時もあれば、ちょっとしたことで気分が悪くなることがある。
でも同時に、とてつもない力を持っています。
喜びも、怒りも、悲しみも、楽しさも。
すべてが、その人らしさを形づくっています。
かんちゃんは、その繊細で複雑な「こころ」という領域から逃げることなく、誠実に、そして真正面から向き合うスペシャリストでした。
だからこそ、メンバーのちょっとした表情の変化や、言葉にならない想いをすくい上げる、機微を捉えることができた。
深く関わるが故に、自身のこころも揺れ動くことがあった。
でも、揺れ動くことができる人だからこそ、人の喜怒哀楽に、本当の意味で寄り添うことができる。
私は、その在り方を心から尊敬しています。
次なるステージへ
今回の退職は「終わり」ではなく、“次なるチャレンジへのスタート”です。
GRASPで培ってきた経験と、かんちゃんらしい感情に振り切ったキャラクター、そして専門性。それらが、新しいフィールドでどんな花を咲かせるのか。
今から楽しみでなりません。
もちろん、GRASPとの縁が切れるわけではありません。
だからこそ願っています。
これからも、“エモーショナルケアの伝道師”として。
目の前の誰かとともに迷い、ともに感じ、ときにもがきながら、
その人らしい暮らしとは何か。
その人にとっての「確からしさ生き方」とは何か。
その問いに、向き合い続けてほしい。そう思っています!
かんちゃんが、歩んできた時間は、確実にメンバーの日常に彩りを加えてきました。
そしてこれからも、その力は誰かの笑いぃ顔につながる。

本当にありがとう。
そして、いってらっしゃい!!
