GrASP ism

GRASPism⓯ GRASPにおいて『はたらく』とは

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝ ☝☝☝☝☝です!

☝がちゃんと15個ありますか? 笑

前回まではGRASPのコンテュニティサービスが、ワークフェーズ、ソーシャルフェーズ、ベーシックフェーズと容態に合わせた能力発揮の環境があることをご案内しました。

そして今回は、GRASPにおいて『はたらく』ことの意味についてお伝えします。

大切にしている考え方としては、すべてのメンバーがどのような容態であっても「はたらく」を実現できるということです。初期の人は、はたらくことができるかもしれない。でも、中期・後期の人は・・・

なぜGRASPではどのような容態であっても「はたらく」を実現できるのか。

それは、それぞれのフェーズごとで「はたらく」の考え方が異なるからです。

「はたらく」についての意味を調べてみると・・・
広辞苑で「働く」はこのように示されています。

➀精神が活動する ②うごく ➂精を出して仕事をする

➀と➂は説明のイメージが「はたらく」に結びつきやすかったのですが、②のうごくだけは???でした。

そのため、うごく以外で表現される説明を探していると・・・

『傍楽』という考え方に辿り着きました。

「傍(はた)」=周りの人 「楽(らく)」=らくになること と示されていました。

こちらをGRASPとしては、「まわりの人を安らかにすること」と解釈して「はたらく」と定義付けました。

※傍楽の考え方は諸説あります。弊社ではこちらの考えを取り入れました。

まとめますと、広辞苑の考え方を活用しながら、GRASPでは

➀精神が活動する
②周りの人を安らかにする
➂精を出して仕事をする

こちらを「はたらく」と位置づけました。

さらに、GRASPの「はたらく=傍楽」を3フェーズに結び付けると

➀精神が活動する     =  ソーシャルフェーズ  ⇛ 「認知症になっても、誰かの役に立ちたい」 
②周りの人を安らかにする =  ベーシックフェーズ  ⇛ 「できることはまだある」
➂精を出して仕事をする  =  ワークフェーズ    ⇛ 「はたらきたい」

このように定義付けました。

メンバーの想い、GRASPの3フェーズが、広辞苑等の働くの意味と繋がる。これまでの積み重ねが結び付くことにただただ驚きでした。

誰かに何かしらの影響を「あたえ」、「もたらし」、その結果、他者からの「ありがとう」に繋がる。『はたらく』には若年性認知症の人の活躍が無限大にひろがる。可能性しかありません。

みなさんの取り組みにおいて、独自の「はたらく」を実現されていることがあるかと思います。その工夫を教えてもらえると嬉しいです!

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