GrASPの取り組み

メンバーさん同士がつくる空気

tsumugi

こんにちは。GrASPスタッフのアリーです。

デイサービスというと、スタッフが支援を行い、その中で活動をしていく場所、というイメージを持たれることが多いかもしれません。

けれど現場にいると、GrASPの空気をつくっているのは、実はメンバーさん同士の関係なのではないかと感じることがあります。

ある日、初めて利用された女性のメンバーさんがいらっしゃいました。
少し緊張した様子でしたが、近くにいた別の女性メンバーさんが自然に話しかけてくださり、会話をするうちに表情が少しずつ和らいでいきました。
その様子を見て、「人が人を安心させる力」というものを感じました。

また、仲の良いメンバーさん同士で、お互いに変な顔をしてふざけ合っている姿を見かけることもあります。
言葉が出にくい方もいらっしゃるのですが、会話は多くなくても、二人の間には確かに楽しい空気が流れていて、見ているこちらまで思わず笑ってしまいます。

スポーツの時間も、そんな関係がよく見える場面の一つです。
卓球やボッチャをしていると、「がんばれ」「すごいな!」と自然に声が飛び交います。
誰かがうまくできたときには、周りのメンバーさんが一緒に喜んでくれる。
そんな応援の空気が、活動の楽しさをより膨らませているように感じます。

就労活動でいつも一緒に外出するメンバーさん同士にも、確かな絆を感じます。
頻繁に会話を交わしているわけではなくても、ちょっとした場面で助け合ったり、相手がお休みの日には「今日は来てないね」と心配なさったり。
言葉の量以上に、お互いの存在を気にかけていることが伝わってきます。

こうした姿を見ていると、デイサービスはスタッフだけが支える場所ではなく、メンバーさん同士がつくる関係の中で成り立っている場所なのだと感じます。

人と人のあいだに生まれる安心感や楽しさ。
それが積み重なることで、ここで過ごす時間が、より自然で心地よいものになっていくのかもしれません。

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