『それ、私たちにも起きていること』〜脳のブレーキが効かなくなると、何が起きるのか~
弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)
2026年2回目のシリーズは「それ、私たちにも起きていること」についてです。支援といっても私たちにできることはほとんどありません。ただこれまでの10年と200名を超えるご本人の声を伺ってきた経験を、そっとご案内することしか…
今回からは、『認知症の人と、私たちは本当に違うのか』の内容をお伝えします。それでは、第3回をお楽しみください。
脳のブレーキが効かなくなると、何が起きるのか


「やめたほうがいいのは、わかっているのに」
そう思いながら、同じことを繰り返してしまう。
言い過ぎてしまう。
考えすぎてしまう。
気持ちが止まらない。
頭ではわかっているのに、止められない。
そんな感覚、ありませんか。
■ 止めたいのに止められない

「今、ちょっと言い過ぎてるな」そう思っても、言葉が止まらない。
「考えすぎだな」とわかっているのに、頭の中でぐるぐると回り続ける。
一度スイッチが入ると、元に戻すのが難しい。
あとから振り返ると、「なんであんなこと言ったんだろう」「もう少し冷静にできたはずなのに」そう思う。
でもそのときは、止めることができなかった。
■ 感情と考えがうまく切り替えられないとき


例えば、こんな場面です。
疲れている日に、誰かの何気ない一言に引っかかる。
本当はそこまで気にすることじゃない。
そうわかっている。
でも、「なんであんな言い方されたんだろう」
と考え始めると、止まらない。
気づけば、別の可能性を考える余裕がなくなっている。
また別の場面。
何かうまくいかなかったとき、「全部ダメだ」と感じてしまう。
本来なら、一つひとつ分けて考えられるはずなのに、そのときは、一つの感情に引っ張られてしまう。
・怒りが続く
・不安が続く
・悲しさが抜けない
そして、切り替えがうまくいかない。
■ 私たちの中にもある“ブレーキ”


こうした状態は、特別なことではありません。
人は本来、
・「ちょっと待とう」
・「別の見方もあるかもしれない」
・「今は落ち着こう」
そうやって、自分の感情や思考にブレーキをかけています。
でも、
・疲れているとき
・余裕がないとき
・ストレスが強いとき
そのブレーキは、弱くなります。
だから、『止めたいのに止められない状態が起きる』
■ 認知症では「調整機能」が弱くなる

認知症では、この“ブレーキの役割”を担っている機能が、弱くなっていきます。
つまり、
・感情を抑える
・考えを切り替える
・別の可能性を考える
・別の対処を行う
そうした
調整する力が働きにくくなる。
その結果、
・怒りが続く
・不安が強くなる
・思い込みが修正されにくい
といった状態が、起きやすくなります。
つまり“心と思考が認知症にとらわれる”のです。
■ 最後に

止められない自分を、責めたことがあるかもしれません。
でもそれは、意志が弱いからではありません。
調整する力がうまく働かなかっただけです。
そしてその感覚は、私たちの中にも、確かにあるものです。
認知症の人の状態も、『まったく別のものではなく、その延長線上にある状態』
そう考えると、見え方が少し変わってきます。
脳のブレーキが効かなくなると、何が起きるのか。こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータから読み解くとこうなります。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪
