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GRASPism⓭ GRASPの『ソーシャルフェーズ』とは

tsumugi

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート☝☝☝☝☝☝☝☝☝☝、☝☝☝です!

こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

前回に引き続きGRASPの『コンテュニティサービス』について異なる視点でご案内したいと思います。
『ソーシャルフェーズ』の世界観について深堀!!

おさらいとなりますが、『ソーシャルフェーズ』は・・・簡単な有償ボランティアと地域イベントへ参加のフェーズとなります。

・中期の容態:要介護1~要介護3程度の方に対して ソーシャルフェーズと題して「こうりゅう」を通した社会参加を実践

・内容:地域清掃、地域イベント参加、地域散策、登壇、はたけ、スポーツ、ミュージック、クッキング、etc…

これらを行っています。

具体的な取り組みと内容は以下の通りです。一部ご紹介します。

1.地域清掃
・チャレンジャー人数:3名
・メンバー人数:10名程
・時間:10:00~11:30
・内容:《青葉》青葉区あざみ野駅エリアの清掃を、あざみ野認知症の人にやさしい街プロジェクトのみなさん、東急レイエスさんと実践 

2.東急レイエスさん協働ワーク
・チャレンジャー人数:3~4名
・メンバー人数:2~24名
・時間:10:00~11:30 
・内容:《青葉》事業所内でサッカーを活用したエクササイズ、フットサル場でサッカーを用いたトレーニング、レイエスさん小学生クラブチームが活用した用具の管理等 ※ボランティア就労の側面も有した活動です。

3.地域散策
・チャレンジャー人数:4~6名
・メンバー人数:12~24名
・時間:10:00~12:00
・内容:《青葉・旭》地域の名所を散策して、季節イベントを満喫します。梅・桜鑑賞、こいのぼり、紫陽花・紅葉鑑賞、田園風景をその時にしか味わえない雰囲気を堪能する

4.地域イベント参加
・チャレンジャー人数:4~6名
・メンバー人数:4~24名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※イベントに応じて時間は調整する
・内容:《青葉・旭》地域食堂のランチイベント、竹フェス、マルシェ、ケアプラザイベント、認知症支援者団体のイベント、絵画鑑賞会、スポーツイベント(野球・サッカー応援等)に参加する

5.スポーツ
・チャレンジャー人数:3~4名
・メンバー人数:5~12名
・時間:13:00~15:00 
・内容:《青葉・旭》近隣の公園、地区センター、体育館、テニスコート等で、野球、サッカー、バドミントン、卓球、テニス、ゲートボール、ボッチャ等を行う

6.ミュージック
・チャレンジャー人数:3~4
・メンバー人数:10~20名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 
・内容:《青葉・旭》青葉はスタッフを中心にそれぞれ担える楽器を担当しながら、全体で楽しむスタイル。旭は、ヴォーカル、ベース、ドラムス、歌詞リーダーをメンバーが担当したバンド活動。バンド演奏を他のメンバーも楽しむスタイル

7.登壇
・チャレンジャー人数:1~2名
・メンバー人数:1~4名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00 ※主催者のイベント時間に応じて調整
・内容:≪青葉≫思いを語る王道の登壇スタイル、≪旭≫バンドパフォーマンスで魅了する登壇スタイル
※どちらの登壇スタイルであっても単独参加ではなく、仲間との交流が大切であることを発信しています

8.はたけ&クッキング
・チャレンジャー人数:3~4名
・メンバー人数:8~12名
・時間:10:00~12:00 or 13:00~15:00
・内容:農業体験、作物の生育、雑草処理、収穫、収穫した物でクッキング(例:キャベツを用いたお好み焼き、干し柿、ポテトサラダ等)を実践

2024年7月現在、GRASPではこのように日常を満喫しており、社会参加を行っています。

若年性認知症の人は、発症年齢が平均で51歳ぐらいと言われています。
※出典:日本医療開研究開発機構認知症研究開発事業による「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システムの開発」(令和2年3月)

男女ともに働き盛り、定年に向けて5~10年の中長期的ビジョンを掲げ仕事の集大成の時期となります。

この時期に、弊社サービスのワークフェーズでしごとに取り組んでいただき、新たなライフスタイルが確立され安定安心を掴まれます。しかし、徐々に課題が生じ、それを自力で克服することが困難となっていくのが若年性認知症を有された方の苦悩に繋がることも。それにより、ワークフェーズでボランティア就労の実践が困難になることもあります。そんな時、環境を大きく変えることなく安心感を確保しつつソーシャルフェーズに移行され、様々な「こうりゅう」を味わいます。

はたらくことだけに大きな価値があるのではなく、仲間や地域住民の方とこうりゅうを行う。生活に新たな意味を見出されることで、今を愉しむことができる。そんな「きっかけ」になるとメンバーから教えていただきました。

こんな当たり前を過ごすために、ソーシャルフェーズは存在しています。

次回は、ベーシックフェーズについてご案内します。

『ソーシャルフェーズ』について、同じようなアクティビティを行っていますよ、私たちはこんな風に工夫しています、等の情報がありましたら教えてもらえると嬉しいです。

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