GrASPの取り組み

地域の方との自然な交流

tsumugi

グラスプでは、「社会交流」や「社会参加」を大切にしています。
その思いから、私たちは1日の中で〝最低1回は必ず外出する〟ことを実践しています。
今回は、そんな外出の時間の中で生まれた、ちょっと素敵なエピソードをご紹介します(^^♪

旭事業所では、近くの「四季の森公園」へお散歩に出かけました。
心地よい風を感じながら歩いていると、どこからともなく音楽が聞こえてきます。
なんと、そこに現れたのは“葉笛の達人”と“写真の達人”。

まず出会ったのは、葉っぱ一枚で美しい音色を奏でる「葉笛の達人」。
なんの前触れもなく、ふとしたきっかけで出会った方でしたが、快くその場でメンバーに葉笛を教えてくださいました。

もちろん、初めての挑戦にすぐ音が出せるわけではありません。
けれども、メンバーたちは夢中で練習に取り組みました。
そして何より感動したのは、「葉笛が吹けたかどうか」以上に、地域の方と自然に言葉を交わし、笑い合い、挑戦を共有できたという“心の交流”がそこにあったことです。

これこそが、私たちが目指す社会参加の姿。
「地域の中で、当たり前に人とつながり、今この瞬間をともに満喫する」
そんな豊かで温かな時間が、何よりも尊いのだと、改めて感じました。

そして後半、今度は“写真の達人”との出会いがありました。
高台でひと休みしていた私たちのもとへ、ふらりと来られた男性。
何気ない会話の中で、写真が趣味であることを話してくださり、ご自身のコレクションも見せてくれました。

昆虫写真、鳥の写真、日常風景、そこに込められた想いに、私たちも自然と引き込まれ、気づけば笑顔で語り合っていました。
まるで旧知の友人のように、趣味を通じて心が通じ合う——そんな奇跡のような時間でした。

こんな出会いは、事業所の中だけでは決して味わえないものです。
たとえ短い時間でも、地域に一歩踏み出すことで、予想もしない“偶然”が

今日しか出会えない人がいる。
今日しか交わせない言葉がある。
だからこそ、私たちはこれからも外に出て、地域とつながり、社会と関わることを楽しんでいきたいと思います。

皆さんも偶然をよそおい、グラスプの前を歩いてみてください。新しい出会いが訪れるかもしれません(笑)

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