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『プルチックの感情理論③』について

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弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
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こちら☝の数が増えるだけ、GRASPismを発信したというシンボルにしたいと思いますので、お付き合いの程お願いいたします(笑)

前回に引き続き、感情シリーズでお送りし、今回も『プルチックの感情理論③』についてご案内できればと思います。

プルチックの感情理論の主なポイントを『プルチックの感情理論➀』でご案内しました。その際は、「感情の基本的な分類」のみとなりましたので、その続きをお伝えします。

  1. 実際の感情体験への適応
    感情の輪を実際の感情体験に適応する方法は、日常生活における感情の複雑さをより深く理解するために役立ちます。例えば、感情が強さを持って重なり合うことにより、感情の変化や微細なニュアンスを理解することができます。

➀感情の強度の変化:感情は単純ではなく、強度が変化することで体験されます。感情の輪の中心に近い感情(例えば「喜び」や「恐れ」)は軽度の感情として感じられることが多いですが、輪の外側に向かうと、感情がより強烈に感じられます。例えば、喜びが強くなると、興奮や歓喜に変わり、恐れが強くなると、パニックに繋がることがあります。

➁感情の混合:隣接する感情が重なることによって、新たな複合的な感情が生まれるという考え方も、実際の感情体験に深く関連しています。例えば、「信頼」と「期待」が組み合わさると、「安心感」という感情が生まれ、「喜び」と「驚き」が結びつくと「興奮」や「驚きの喜び」といった感情が形成されます。これにより、感情が一面的ではなく、より豊かで多層的なものだと認識することができます。

感情の混合については、『プルチックの感情理論➁』について説明していますので、そちらをご確認ください。

感情の強度とは?

感情の強度は、感情がどれだけ強く感じられるかを指します。感情の輪(Plutchikの感情の輪)では、感情が中心に近いほど穏やかで、外側に向かうほど強烈になります。

例えば:

  • 喜びの強度の変化
    • 軽い喜び → 満足感
    • 中程度の喜び → 幸せ
    • 強い喜び → 歓喜・興奮
  • 恐れの強度の変化
    • 軽い恐れ → 警戒心
    • 中程度の恐れ → 不安
    • 強い恐れ → 恐怖・パニック

    実生活の例

    1. 喜びの強度が変化する場合
      • 友達と楽しい会話をしているとき、軽い満足感を感じる。
      • サプライズプレゼントをもらうと、喜びが高まり「嬉しい!」という感情が強くなる。
      • 長年夢見ていた目標を達成した瞬間、歓喜や大興奮に変わる。
    2. 恐れの強度が変化する場合
      • 夜道で足音を聞き、少し警戒する。
      • 足音が近づき、不安が高まる。
      • 実際に危険な状況だと判断した場合、恐怖やパニックになる。

    強度の変化を意識するメリット

    1. 自己理解の向上
      感情の強度を認識することで、自分の感情の波を捉えやすくなります。例えば、怒りを感じたとき「軽い苛立ちなのか、激しい怒りなのか」を意識することで、適切に対処できます。
    2. コミュニケーションの改善
      他者に感情を伝える際、「少し嬉しい」「めちゃくちゃ感動した」など強度を言葉にすることで、相手に伝わりやすくなります。
    3. 感情のコントロール
      強度が高まる前に気づけば、過剰反応を防ぎ、冷静な対応ができるようになります。

    私たちは上記をきっと無意識の中で理解していると思います。しかし、このように言語化することでさらに理解が深まり、「このような感覚か!」と実感に繋がりますね。強い喜びは「非日常」、軽い喜びは「日常」、中程度の喜びを工夫して「日常」に増やしていけるかが豊かな生活を過ごすためのポイントなりそうですね。私たちは、軽い喜び・中程度の喜びにあふれるための、日常アクティビティ。強い喜びを体感するために「非日常」を味わうためにグラスプでは、4大イベントの「Spring Fes」「Summer Fes」「Autumn Fes」「Winter Fes」を開催しています。人生を楽しむためには、感情の強度は必須ですね。

    「プルチックの感情理論」について、こんな考え方が他にもあります、現在活用中です、最新のデータはこちらです。等、みなさまからの情報がありましたら教えてもらえるとうれしいです(^^♪

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