アーティスト誕生!?~ワークショップ参加レポート

■アーティスト誕生!?~ワークショップ参加レポート

『認知症の人にやさしい街プロジェクト』ではキャンドルホルダー作りを通して《やさしい街あざみ野》の取り組みに自分ごととして関心をもっていただき、活動に参加してもらうことを目的に、2年前から沢山の場所でワークショップを開催し、地域のさまざまな世代に参加いただいています。

このたび大場地域ケアプラザさんからお声がけいただき、5人の男性メンバーさんと行ってまいりました。

夏休みとあって、会場には親子連れの姿がたくさんあり、ほのぼのした雰囲気。既に色とりどりのデコレーションつけに没頭する女の子やご近所の方と思しきご婦人の姿も。

実は事前準備としてメンバーさんと行なった牛乳パックのコーティング剥がしが思いのほか難航したため、正直どうなることかと心配していたのですが…フタをあけると何のなんの。夢中になって切った貼った(注:「切った張った」ではありません)の真剣勝負、集中して取り組まれ、創造性豊かな作品が出来上がりました。

最後に会場の照明を消し、LEDライトを点灯した時のメンバーさんの驚きと感動の表情がとても印象的でした。

短時間のうちに名前を覚えて呼んでくださったスタッフさんとも打ち解けて、別れを惜しみながら会場を後にしました。

大場地域ケアプラザでは、ラウンジに制作コーナーを設けて地域の方にも参加してもらい、9月のアルツハイマー月間に合わせ『キャンドルナイト』と称して屋外に作品を飾ってくださるそうです。

その他すすき野地域ケアプラザでも、縁日風のお楽しみつきでワークショップを企画されています。GrASPも一緒に飾り付けをさせていただく予定です。ほかにもあちこちでワークショップが予定されているようなので、HPなどで要チェック!です。

参加にあたり打ち合わせを重ね自然な雰囲気で迎えてくださったケアプラザの皆さん、終了後も気付いたことはなかったかと声をかけてくださった講師の方、楽しい時間をありがとうございました。本当に沢山の思いやりに支えられているGrASPは幸せです。メンバーさんもふだんと違う表情がみられ、達成感を得られたことでしょう。スタッフも新たな可能性を見いだせた貴重な体験となりました。「やってみなければわからない」、チャレンジがモットーの我が社です。このような交流と社会参加をこれからも続けていきたい、と改めて感じました。

どんどん出掛けますよ!ブログをご覧の皆さま、ぜひぜひご一緒しましょう♪

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