GrASPの取り組み

感想! 関口宏のこのさきどうなる!? に出演して

tsumugi

7月7日(日)BSTBSひる12:00~12:54に放送された『関口宏のこのさきどうなる!?』にGRASP出演しました。

番組の中では5分間程取り上げていただきました。

認知症の人が活躍しているというテーマで
メンバー3名にクローズアップして、おまけで代表山崎も映像で登場しました。

《メンバー》
・中島輔さん ・中島真寿美さん ・髙橋さん の3名です。

みなさんに共通して言えることは、「明るく前向きな方」ということです。

若年性認知症を有されていますが、今この時を楽しまれている方ばかりです。

輔さんは音楽を通して自己表現をされ今の自身の体験にユーモアを交えて語ってくださいました。真寿美さんはデイサービスの仲間、ご友人との関係性をお話しいただき、前向きに生活できていることを語られていました。取材用のふるまいということは一切なくいつもの明るさ100%のお二人を存分に発揮いただきました。

髙橋さんは、認知症と診断を受けた時から現在の前向きな考えに至った思考の流れ、奥様の思いを発信してくださいました。髙橋さんの「〝いいよいいよ〟と皆でやることで楽しくなれる」、奥様の「全部前向きに取られるようにした(洗濯をたたみしまうこと、リフレーミングの思考によって捉え方を変えている)」、「前向きに、進行性であることも前向きに捉えることにした」というメッセージが特に印象に残りました。

一人で「認知症とともに生きる」ことは決して容易いことではないと思います。しかし、配偶者の方の愛と情の溢れるサポート(時には難しい時があるかもしれません)、仲間と助け合いながら今を楽しむ。そばに誰かがいるからこそ、認知症を有された人生に生じる課題も乗り越えられるのだと、今回の取材・番組を通して深く理解することができました。

これまでは、メンバー・ご家族とともにGRASPを共創してきました。代表の思いが多分に込められてことの良さもありますが・・・それだけでは十分とは言い切れません。これからは、番組で取り上げられたその他の、最新の治療薬の情提供、認知機能みまもりAI「ONSEI」・AIを用いた認知症リスクを知る(デジタルバイオマーカー)、認知症の12の危険因子への対策をサービスのアクティビティに取り入れる、といった先進的な取り組みにもアンテナを張りながら多角的にサービスを運営して、若年性認知症ケアのリーディングカンパニーを目指してゆきます。みなさま、GRASPの成長を今後も楽しみしていてください!

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