弊社サービスのケア・支援の考え方 ❷

■弊社サービスのケア・支援の考え方 ❷

弊社のサービスのケア・支援についてお伝えしたいと思います。
パート✌です!

仏教には、『八識』という意識作用を8つに分けた考え方があるとされています。

・聴覚: 耳で感じる聴覚情報
・嗅覚: 鼻で感じる嗅覚情報
・味覚: 舌で感じる味覚情報
・触覚/体性感覚: 皮膚や身体(筋肉等)、内臓で感じる触覚/体性感覚
・知性と情動: 知識や感情などをあらわす意識
・自己中心性: 自尊心や自我、承認欲求等、利己主義の考え方
・宇宙万有の展開の根源とされる心の主体: 個の力を超えて大きな集団・生命の形容し難い流れや力を表したもの

私たちはこの『八識』を用いて日々を暮らしています。意識的に使う事もあるかもしれませんが、日常の大半は無意識です。苦手なこと、困り事が生じたい際にしか、『八識』的な感覚を意識することはほとんどありません。

しかし、これらの意識作用は、体調不良、病気に罹患する、障がいを有することで、より鮮明に体感したり、不都合が起きたりと、生きづらさが鮮明になることで浮彫となります。

だからこそ、弊社では代表山崎は八識に意識を向けて、「どの意識作用・感覚を用いて生活することが不得手になっているのだろう?」に着目しています。そうすると

『今いる場所がわかりにくそうであれば、一緒に目的地に行こう』

『食事の食べ方に偏りがある方には、こちら(左側)のおかずがおいしそうですよと導く』

『言葉を用いて上手く情報を掴みにくい方には、身振り手振りあの手この手を使って分かりやすい言葉にして伝える』

『匂いを感じにくい時には、過去を想起したり連想したりしながら匂いに辿り着き』

『自分を責めやすくなったら、仲間と社会貢献することで他者からあなたは必要な人だと導かれ自信を持つ』

『一人ではできないことを、仲間と一緒に乗り越える、何かを成し遂げるカタチにはならない力を使う』

それぞれの不得手を実感し、それをさりげなくフォローしたり、笑いに変えたり、実は助けてもらっていたりとしています。

八識に目を向けると、若年性認知症の人の病気に対する困り事に目を向けることで、認知症から解放された本来のその人として活躍してもらえる。そのようように捉えています。

みなさんの日常にも『八識』意識作用に目を向けてみてはいかがでしょうか。
また違う毎日があなたを待っているかもしれません。

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